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星景写真を撮るためのレンズ選びに迷っていますか?今回は、群馬県嬬恋村のカラマツの丘で実際に撮影した結果をもとに、Sony Eマウント用の14mm、20mm、24mm単焦点レンズを詳しく比較します。
Sony単焦点レンズ14mm 20mm 24mm
先日、群馬県嬬恋村にある星景写真でも有名な「カラマツの丘」に行ってきました。
その際にSony Eマウント用単焦点レンズFE 14mm F1.8 GM、FE 20mm F1.8 G、FE 24mm F1.4 GM使用しました。星景写真でも使われる広角単焦点レンズでいったいどの焦点距離が良いのか購入を検討されている方の参考になればと思い記事にしてみました。
とは言っても私は星景写真家でもプロの写真家でもありませんのであくまでも個人的な感想ですので参考程度に見ていただけると幸いです。
最初に結論から言いますと…
どのレンズもオススメです!
とは言えやはり好みがあるかとは思いますので私的には星景写真で使うのに今回一番しっくりきたのはFE 20mm F1.8 Gがちょうど良い焦点距離かなと思いました。
20mmという焦点距離が星空と風景のバランスが丁度良いなと感じました。
各レンズの特徴と評価
1. FE 14mm F1.8 GM
- 特徴: 超広角で広い範囲の星空を撮影可能。歪みが少なく、シャープな描写力が特徴。
- • 使用感: 広大な風景を一度に撮影できるが、被写体が小さくなりやすい。
2. FE 20mm F1.8 G
- 特徴: 星空と風景のバランスが良い焦点距離。軽量で持ち運びが容易。
- • 使用感: 最も汎用性が高く、フィルターも使用可能。個人的には使いやすさで一番のおすすめ。
. FE 24mm F1.4 GM
- 特徴: 大口径で明るいレンズ。被写体をダイナミックに撮影できる。
- • 使用感: 画角が狭く、広い星空を撮るにはやや不向き。ただし、背景のボケ味が美しい。
嬬恋村 カラマツの丘
今回の撮影地、嬬恋村 「カラマツの丘」とは
このような感じで畑にぽつんとカラマツの林がありその風景はまるで北海道 美瑛町にあるマイルドセブンの丘を彷彿とさせます。
北海道美瑛町「もう一つのマイルドセブンの丘」
2015年8月撮影
通常は12月から3月までは雪が積もっていますが普段はキャベツ畑が一面に広がっております。
写真家のフォトスポットとしてもあまりにも有名な所ですので一度は目にしたことがあるかと思います。
行かれる方は近くに「つつじの湯」という温泉施設があるのでそこを目指して行くるとわかりやすいかと思います。
冬場は氷点下になり雪が凍結されて滑りやすいので注意してくだい。
また防寒対策もしっかりと行ってください。
作例で使用したカメラ
今回使用したカメラは
Sony a7RⅢとa7cの2台です。
a7RⅢにはFE14mmとFE20mmを使用しa7cにはFE24mmを使用しております。
どのレンズも絞りはF1.8にしております。
画像はLightroom Classicにて少し色調補正しております。
FE24mmは開放F1.4にするとパープルフリンジが出やすいので少し絞ることで解消できます。
FE 14mm F1.8 GM (FE14F18GM)
こちらはまだ天の川が昇るタイミングでのFE 14mm F1.8 GMの撮影です。
星景写真の神レンズにふさわしく写りやシャープで描写力は申し分はないです。
さすがのGマスターレンズです。
焦点距離14mmという超広角な焦点距離ですので星空を大きく写したいときには大変有利です。その分被写体は小さくなります。(こちらの作例だとカラマツの林)
大きい写真やPCなどで見る際にはバランス的にはバッチリなのですがこれがSNS等で見ると少し迫力さが足りないかな〜と個人的には思います。
とはいえ、星景写真や風景写真でも使える神レンズですのでコチラもおすすめなレンズです。
FE 20mm F1.8 G (FE20F18G)
こちらはFE20mm F1.8Gでの撮影したものです。
フィルターには「Kenko スターリーナイトフィルター67mm」「Kenko レンズフィルター PRO1D プロソフトン クリア 」を使用しました。
被写体であるカラマツの木と天の川のバランスが個人的には丁度良いバランスかと思います。
天の川の中心部をメインで撮りたい場合はよいですが蠍座まで入れたい場合やたくさん天の川を入れたい場合などはFE14mmのほうが良いかな〜と思います。
個人的には星景写真で使用するにはおすすめの1本です。
FE 24mm F1.4 GM (FE24F14GM)
この24mmに関してはa7cにFE24mmF1.4GMを「Vixen ポータブル赤道儀 星空雲台ポラリエ」で30秒露光しての撮影です。
若干被写体であるカラマツの木が少しブレているかと思います。
今回使用したレンズの中で一番画角が狭いレンズとなりますが、被写体であるカラマツの木と天の川をダイナミックに写したい時にはこちらの焦点距離が良いです。
インスタやSNSなどで見るときはに実は一番映えて写る画角でもあります。
私的にはですが、星景写真ではもう少し画角が広い方が良いかなという印象です。
まとめ
星景写真にオススメな1本!となりますとやはり迷ってしまいますよね(汗)
私もそうやってレンズ沼に入っていった住人ですので…
もちろん広角大三元のズームでも良いかと思いますが、できれば1本単焦点レンズのような明るいレンズがあると便利かなとも思います。
この3本の単焦点レンズは画質も描写もどれも素晴らしいので個人的にはどれを購入しても損はないかと思います。
どれか迷ってしまったら、FE20mm F1.8Gがおすすめです!
お値段もこの3本の中では一番安く使い勝手も良いレンズです。
とはいえ、少々お高いレンズでもあるので最初はお試しでカメラやレンズをレンタルするというのも良いかと思います。
実際にAPEX RENTALSさんでレンタルしてみました。良かったらこちらもチェックされてみてください。
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まとめ
星景写真に最適なレンズは使用目的や好みによりますが、今回紹介した単焦点レンズはどのレンズもおすすめです。
また最近では、シグマなどからも星空に特化したレンズも発売しているのでそちらも検討してみると良いかと思います。