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埼玉県秩父市にある「羊山公園 芝桜の丘」は、毎年4月下旬から5月上旬にかけて約4万株の芝桜が咲き誇る人気観光地です。色とりどりの芝桜が広がるこの場所は、春の秩父を代表する絶景スポットとして多くの人が訪れます。
秩父 羊山公園の芝桜

羊山公園 芝桜の丘(2023年撮影)
芝桜の丘からは、秩父市内や羊山公園などの景色を一望することができ、春の秩父観光には外せないスポットとなっています。
また夜は、星空撮影の聖地としても有名で一面に咲く芝桜に武甲山と天の川を絡めた写真を収めるために多くの方が撮影を訪れるスポットになっています。
そんな星空撮影の聖地「羊山公園」で芝桜と天の川を撮影してきました。
(撮影日:2023年4月18日に撮影)
 【ミューズパーク展望台】秩父の雲海を撮りに行ってきた。【雲海夜景】
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  【美の山公園】秋の秩父の雲海を撮りに行ってきた。【秩父の雲海】
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夜間での駐車場は開放されていますが、かなり暗いのでライトなど持参されると良いでしょう。
(撮影されている方もいる場合は、必要以上のライトは控えるように致しましょう。)
羊山公園での星空撮影のポイントと注意点
星空撮影での羊山公園での撮影での注意点です。
- 人気スポットな為場所取りがやや大変
- 南東側の方角に光害がかなりあるので白飛びしやすい
- 夜露がかなり出るのでレンズヒーターは必須
芝桜と天の川が同時に狙えるタイミングは人気が高く、平日でも多くの人が集まります。私が訪れた日も、夜間に50~60人ほどが撮影に来ていました。良い場所を確保したいなら、遅くとも23時頃までには現地入りし、機材の準備を済ませておくのがおすすめです。
私が撮影に行った日でも平日にもかかわらずMAX60人ほどはいたかと思います。これが土日とかになるとされに混雑が予想されるので遅くても天の川が昇ってくる23時頃までには現地に行ってセッティングを済ませておくと良いです。

東側の空はかなり明るいので白飛びしやすいです
東側の方角には東京の八王子や立川などの光害がかなり明るいので白飛びがしやすいです。
光害カットフィルターがあると白飛びが軽減できるのでオススメです。
 ポチップ
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				 ポチップ
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				このような光害カットフィルターがあると光害を軽減できます。
 星景写真におすすめ光害カットフィルター【KANI LRPF】【ハーフND】
   星景写真におすすめ光害カットフィルター【KANI LRPF】【ハーフND】  
羊山公園のある秩父は雲海が頻繁に発生するくらいですので湿度が高いです。
湿度が高いということはレンズもとても曇りやすいのでレンズヒーターは必須となります。

 ポチップ
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				 ポチップ
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				レンズヒーターとモバイルバッテリーは必須アイテムとなります。
以上の注意点に気をつけて撮影を楽しんでください。
羊山公園 芝桜の丘で撮った作例写真となります
今回はSony a7Ⅳ、a7RⅢ、a7cと3台総出撃にて撮影に挑みました。
撮影データーはLightroom Classicで読み込みDxO PURE RAW2でノイズ除去をして現像したものになります。

DXO PURE RAW2の処理画像、Lightroom Classicから簡単にノイズやディテールの処理をしてくれているのでとても重宝しています。
後にLightroom ClassicのAIノイズ除去という神機能アップデートも追加されましたのでその比較などもしてみたいと思います。
Sony a7Ⅳ+Sony FE14mm F1.8GMでの作例写真となります(撮影時刻はばらばらです。)

 ポチップ
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				 ポチップ
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				絞り F2.8 シャッタースピード 15秒 ISO3200 Lee No.3フィルター使用(撮影時刻3:25分)
Sony a7Ⅳと星景写真の神レンズFE14mm F1.8GMで一枚どりで撮影いたしました。
光害が強く白飛びが発生しやすかったので絞りをF2.8まで絞り込んで撮影、露出時間は広角なので15秒で設定しました。
夜明けが近くなるにつれ空も多少明るくなるので露出は少しづつ変更するのがおすすめです。
Sony a7c+FE 24mmF1.4GMで撮影

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				フィルター関連
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				絞り F2.0 シャッタースピード 10秒 ISO3200 (撮影時刻:2:19分)
sony a7cとFE24mm F1.4GMで撮影
絞りはやや開放気味のF2.0で撮影、画角が24mmなのでシャッタースピードは星があまり流れないよう10秒に設定しました。
天の川の中心部が45度と蠍座が丁度収まる角度となりました。
sony a7RⅢ+FE20F1.8Gで撮影

「羊山公園の芝桜と天の川」
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				絞り F2.2 SS 10秒 ISO2500 (撮影時刻::2:23)
Sony a7RⅢとFE20F1.8Gのコンビで撮影
こちらは横位置に設定して撮影してみました。若干わかりにくいですが蠍座付近に流星が写りこんでいます。
PURE RAW2とLigtroom ClassicのAIノイズ除去との比較
2023年の4月にLightroom Classicの神アップデート機能「AIノイズ除去」機能が搭載されました。
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				こちらの機能を利用することでISO5000以上で撮影してもノイズを気にせず除去できるということなのでISO感度をあまり気にせず撮影することが可能となります。

 
	
	 
参考までに左が「ノイズ処理」していないでRAW現像したもの、右が「ノイズ処理75%」で処理したものとなります。
ノイズ処理75%までしたのでだいぶ変わったかと思います。
 
	
	 
こちらは左がPURE RAW2 右が「AIノイズ処理75%」で処理した画像比較となります。
PURE RAW2もかなり良い感じなのですが「AIノイズ処理」の画像と比較するとかなり違います。
現像処理は同じ設定でやったのですが色調もちょっと変わりますね…
PURE RAW2はより忠実なRAWデーターによせっていっているのかわかりませんが、この辺は好みもありますので臨機応変に使用してみようと思います。
またこのあたりの画像編集ソフトについては後ほど別記事にでも書こうと思います。
まとめ
今回は、羊山公園での「芝桜と天の川」について書きましたが、本当に星空撮影する方は多いな〜と感じました。
平日なのに5〜60人はいたであろうあの人数の多さは結構衝撃的でした(笑)
また今回は芝桜と天候もとても条件が良かったのでたまにはこういった有名地で撮影するのも良いものです。
次回また撮影する機会があったら違った撮影方法にもチャレンジしてみようと思います。
 
					

 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					

