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秩父雲海
首都圏で一番雲海が見やすいスポットと言われる秩父
山々に囲まれた秩父は盆地になっているため雲海が出やすい気候になっています。
そんな、秩父の雲海を撮りに行く機会があったので記事にしてみたいと思います。
NEW! 「美の山公園」の雲海撮影の記事もチェックされてみてください!↓
雲海の発生する条件
雲海が発生する主な条件
- 前日の雨: 雲海が出現するためには、前日に雨が降って地表近くの空気が湿った状態であることが重要です。
- 翌朝の晴天: 雨上がりの翌朝に晴れていることで、太陽の熱により地面から蒸発した水蒸気が上昇し、雲を形成します。
- 風の静けさ: 風が弱いと、上昇した水蒸気が一定の範囲に留まりやすく、雲海が形成されやすくなります。
- 放射冷却: 夜間に地表が冷えることで、地面近くの空気が冷やされ、水蒸気が凝結して雲を作り出します。
雲海は一年を通して発生する可能性がありますが、特に春と秋に多く見られます。これは、これらの季節には日中と夜間の温度差が大きく、放射冷却が起こりやすいためです。また、春と秋は安定した高気圧に覆われることが多く、晴れた日が続きやすいため、雲海が発生しやすい条件が揃いやすいのです。
ですが、条件があったからといって雲海が発生するかというとそういうわけではありません。
秩父で雲海を見るには
秩父で雲海を見るのに私がよく参考にしている所です。
秩父ミューズパークにあるライブカメラからリアルタイムで雲海の発生状況を見ることができます。
またスマートフォンのアプリ(iOS版のみ)にも「秩父雲海検出」というアプリからも見ることができます。
Twitterなどの情報も参考にしています。
特に参考にしている「秩父の雲海予報」さんのTwitter
私が撮影に行った(2022/4/19)に雲海発生率50%でした。
「秩父の雲海予報」さんの予想は若干厳しめですが…
それでもだいたい50%以上の予報だと高確率で雲海に会えるかもしれません。
雲海ウォッチャーさんのTwitterさんなど
ちなみに私が撮影に行った日のタイムラプスが見ることができます。
いざ、秩父ミューズパーク展望台へ
そんな雲海の条件がそろって、翌日の仕事も休みだったためとりあえず撮影に出掛けてみました。
行く先は、「秩父ミューズパーク展望台」へ、私の住んでる自宅から車で約1時間30分かかります。
午前1時に自宅を出てミューズパーク展望台に着いたのは午前3時頃
ミューズパーク展望台は雲海が出る日はかなり人数がいると聞いていたのですが…
なんとこの日は撮影している人はまだ誰もいませんでした。
1台目はSony a7RⅢとFE24-105F4GOSSの組み合わせ
2台目はSony a7cとTamron 28-200の組み合わせ
での撮影をしてみました。
- 絞り F8
- SS 30秒
- ISO 400
こちらは、若干ピントがずれてしまっていますね(汗)
この日は雲海夜景を撮るには雲が厚過ぎました。
もう少し、雲が薄く街灯も見えるくらいの厚さでしたら雲海夜景としては狙い通りでしたが今回は気持ちを切り替えて雲海とご来光を狙いました。
- 絞り F8
- SS 30秒
- ISO 400
霧に囲まれた秩父盆地
夜が明けてくる頃になっていくと雲海の状況も変わっていき秩父全体が霧に覆われていきました。
分厚い雲に覆われてハーブ橋も見えなくなっていきました。
- Sony a7RⅢ/FE24105F4GOSS
- 絞り F8
- SS 1/15
- ISO 100
秩父雲海と御来光
やがて陽が登っていき秩父の雲海と御来光を見ることができました。
- Sony aRⅢ/FE24105F4GOSS
- 絞り F9
- SS 1/25
- ISO 100
- Sony a7c/TAMRON28-00
- 絞り F8
- SS 1/50
- ISO !00
陽が登ってきて雲海を撮るうえで注意しないといけないのは白飛びに注意して撮影することが必要です。
白飛びしてしますと後で修正はできないので撮影する際はハーフNDフィルター等があると便利です。
私も使用しておりますが、こういったハーフNDフィルターがあると便利です。
オススメはソフト系なものが1枚あると良いのですが、私のおすすめなものは
ハードとソフトフィルターの中間のミディアムがオススメです!
日の出までをタイムラプスにしてみました。
画角を変えたりしてしまったのですが雰囲気が伝われば良いかと思います。
他の秩父雲海スポット
秩父で雲海を見るには「ミューズパーク展望台」だけではありません。
他にも「美の山公園」「旅立ちの丘」などがあるようです。
【美の山公園】秋の秩父の雲海を撮りに行ってきた。【秩父の雲海】
今回、帰り際に立ち寄ってみました。ミューズパークより車で15分くらい離れた場所にあります。
こちらの展望台から撮影することが多いそうです。
こちらの展望台から見る景色は秩父市全体を見渡せる景色が広がっています。
こちらから見る景色も幻想的ですね。次回もし撮影する機会があったらこちらに行ってみようと思いました。
こちらは秩父ミューズパーク内にある旅立ちの丘展望台です。
こちらから見る景色も秩父市全体を見渡すことができます。
ミューズパーク展望台に行く道などはこちらのYouTubeが参考になるかと思います。
※2022年4月は早朝時はP10駐車場は開放されていませんでしたのでご注意ください。
秩父の主な見どころ
秩父はもちろん、雲海だけではありません。
他にも芝桜で有名な 羊山公園
や三峯神社など主な観光スポットがあります
日帰りだと難しい場合やゆっくりされたい方は宿泊もおすすめです!
中でもおすすめしたいのは旅館 比与志さん
こちらは、秋のちちぶフォトコン2022というフォトコンの入選の副賞として泊まらせていただいたのですが、住宅街の中にあるまるで隠れ家や的な旅館でしたがとても居心地の良い旅館でした。
中でも朝食の『ちちぶの旬♪二十四節気のあさごはん』がとても美味しくてこの朝食だけでも宿泊する価値があるくらい本当に美味しかったです。
秩父の観光に来たらぜひおすすめの宿です。
その他の秩父市の主な宿泊施設はこちらから↓
Booking.com私も次回は車中泊ではなくゆっくりと宿泊をしたいと思います。
まとめ
とても幻想的で神秘的な秩父の雲海
もし、雲海が出現するタイミングあったら是非行ってみてください。