【星景写真】大洗 神磯の鳥居で天の川撮影記

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写真を撮られる方で特に星空を撮る方にとっては2月といえば…

そう、天の川が撮れる月でもあります。

すでにSNS等では全国の「天の川大好きマン」たちの素敵な写真が見られるかと思います。

そんな天の川の撮影を2021年大洗神磯の鳥居に撮影に行ったきた時のことを思い出し記事を書いてみます。

この記事は

天の川の撮影をしてみたい方

神磯の鳥居での撮影をお考えの方

Sony Eマウントで天の川を撮ってみたい方

に向けて書いております。

そもそも天の川はいつみられる

天の川というと夏というイメージですが…

早ければ1月の下旬ごろから夜明けにかけてすでに出始めています。

2月の天の川は夜明けの4時から明け方にかけて東側の方角に見られることができます。

とはいっても2月というとチョー極寒ですのあまり天の川というイメージはないですよね…

しかし空気が乾燥していて雲もない状態でしたら星空を撮影したりするのにとても適した時期でもあります。

星空・天の川を撮るのに必要な機材(Sony Eマウント向け)

一眼レフ(ミラーレス)カメラ

天の川を撮るのには最低でもマニュアル撮影ができる一眼レフカメラやミラーレスカメラがオススメです。

できたら、高感度体制のあるフルサイズ機の方が良いかと思います。

もちろんコンデジや最近のスマホでも撮影は可能ですが、撮影の自由度としてはやはりレンズ交換式のカメラがオススメです。

私はソニーのミラーレスカメラを使用しておりますのでa7Ⅲを例に挙げたいと思います。

実際に使用したカメラはa7RⅢとa7cです。

Sony a7Ⅲ

言わずと知れたソニーのミラーレスカメラ有効画素数2420万画素で高感度が102400まで対応で星空撮影にも適しております。

レンズ

キットレンズでも可能ですが、できれば24mm以下のF値の低い単焦点レンズかF2.8通しのズームレンズがオススメです。広角になればなるほど星を点で写すことが可能です。

Sony Eマウント用ですとFE24mmf1.4GM FE20mmF1.8G FE16-35GM F2.8 のレンズがオススメです。

ですが、少し高価なレンズになるので最初はコスパの良いレンズでも良いかと思います。

※画像はamazonより転載

SAMYANG 単焦点広角レンズ 14mm F2.8 ED AS IF UMC ソニー αE用 

言わずと知れた神レンズ、とりあえず14mmと超広角ですが星空撮影に1本持っておいて損はないかと思います。

※画像はamazonより転載

SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 24mm F2.8 FE ソニーαE用 

またこちらのレンズも24mmでF2.8の明るさがあるのでおすすめです。

三脚

カメラを固定するのには三脚が必要です。

神磯の鳥居での撮影は海沿いでかなり強い風が吹くので丈夫でブレないものがオススメです。

※画像はamazonより転載

レオフォト LS-324C+LH40レンジャー三脚雲台セット

自分も使用しておりますがこちらのレオフォトの三脚は丈夫でかなり安定しているので風景撮影や星空撮影にオススメな三脚です。

あれば便利なもの

※画像はamazonより転載

ロワジャパン 互換 シャッター リモコン コード レリーズ SONY対応 RM-VPR1

安定安心のロワジャパン製がオススメ!

※Sony a7Ⅲにはインターバルタイマーが内蔵されているので30秒以内でしたらレリーズはなくても大丈夫かと思います。またa7cにはレリーズが未対応ですのでカメラ側のインターバルタイマーしか使用できません。

a7cなどではワイヤレスリモートコマンダー等があると30秒以上のバルブ撮影の時には便利です。

※画像はamazonより転載

2021年改良バージョン】結露防止 レンズヒーター 温度コントローラー 付き 3段階調節 夜露除去 レンズ霜よけ 巻きつけ型 FENGLV

結露防止用にあると便利です。

※画像はamazonより転載

ビクセン(Vixen) 観望グッズ 天体観測用ライト

※画像はamazonより転載

パーマセルテープ レンズ固定用にノリやベトベトが残りません。

星空撮影の基本設定(Sony Eマウント向け)

  • M(マニュアル)モードにする
  • ブライトモニタリングに設定する。→参考リンク
  • レンズのピントを星が一番小さくなるように設定する
  • ピントがあったらパーマセルテープ等で固定する
  • F値は一番低く設定する(例F2.8)
  • シャッタースピードは15〜20秒に設定する。
  • ISO感度は3200〜6400を目安にする。
  • 一度試し撮りをしてピントやシャッタースピードISO感度を再調整する
  • ヒストグラムを確認し黒つぶれや白飛びがないか確認する。→参考リンク
  • 構図を合わせる

という感じに試してみてください。

オススメアプリ

そんな天の川を撮るのに便利なアプリがあります。

PhotoPills

PhotoPills
PhotoPills
開発元:PhotoPills S.L.
¥1,500
posted withアプリーチ

撮影の計画やカメラの設定、露出やシャッタースピードなど事前に調べられることができます。

有料ですが買って損はない神アプリです。

サン・サー・ベイヤー

サン·サーベイヤー (Sun Surveyor)
サン·サーベイヤー (Sun Surveyor)
開発元:Adam Ratana
¥1,500
posted withアプリーチ

無料版もあるのですができれば有料版がおすすめです。(ios・android版もあり)

2021年2月15日の撮影日です。

2021年の2月15日です。当時私が撮影した日にちにセットしてあります。

凄いのがこのサン・サー・ベイヤーを使うとgoogle mapを使用してのストリートビューが使えるので気軽にロケハンができることです。天の川以外にも日の出、月の出など調べるのにメチャ便利ですのでオススメなアプリです。

この日は月がちょうど沈んだずんだ後だったので月の光害をうけることがなかったです。

でもそもそも晴れてないと天の川は撮れません…

ということでこちら、

SCW

こちらで事前に天気をチェックすることがおすすめです。目安といえば真っ暗になってるところが雲もなく晴れているという所です。

そんないろいろなシュミレーションを経て、いざ現地へ

神磯の鳥居に着いたのは午前1時ごろ…、平日だったこともありまだ誰もいませんでしたが…

やはり天の川が出てくる時間帯になってくるとすでに50人近くいたかと思います。

さすが有名地…

そんな神磯の鳥居で撮った写真こちらですです。

Sony a7c/FE24mmf14GM プロソフトンクリア (F1.8/ss15/iso3200)

こちらは上記の構成で撮影

天の川が出始めて午前4時30頃の鳥居と天の川

Sony a7c/FE24mmF1.4GM (F1.8/ss15/iso3200)

午前5時頃の天の川

Sony a7RⅢ/FE16-35GM (F2.8/SS20/iso3200)

夜明け近く、午前5時30頃の天の川と流星

そして…

Sony a7c/FE24-105mmF4Gos (F8/ss60/iso800)

午前6時ごろ…夜明けへ

この日は、強風でメチャ寒かったのを思い出します。

神磯の鳥居は天の川を撮影するには少し周りは明るいですが、

鳥居と天の川のコラボはこの時期(2月~3月)でしか撮れないので機会があったら是非行かれてみてください。

もちろん、天の川を撮った後の朝日も神々しいのでオススメです♪

寒いので防寒対策は忘れずに!

Sony a7c/FE24-105F4GOSS

場所

近くに大洗公園駐車場あり

トイレは磯前神社の近くにないので(特に女性は)やや不便かと思います。

一応、大洗神社境内にトイレが2箇所ありますがやや遠いのと機材等の盗難もあるので必ずコンビニ等で用を済ませてから撮影に挑みましょう。

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良かったらチェックしてみてください。

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