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当ブログにご訪問ありがとうございます。カメラバック沼の住人hideakiです。
今回は、Kickstarterでも話題となったPGYTECH OnePro Flex Backpack 40Lをレビューいたします。
カメラバッグ市場には多くの製品が溢れていますが、カメラやドローンを安全かつ快適に持ち運べるバッグを探している写真家や写真愛好家にとって、理想的な製品を見つけるのは難しいものです。そこで今回ご紹介するのが、Kickstarterで話題を呼んだPGYTECH OnePro Flex Backpack 40Lです。このバッグは、プロフェッショナルな撮影者やアウトドア愛好家に向けて設計された多機能かつスタイリッシュなカメラバッグです。
実はこちらのカメラバック購入をしてしまいました!
今回は、このバックパックをKickstarterで購入した私の体験と、実際に使用して感じたメリット・デメリットについて詳しくレビューいたします。
OnePro Flex Backpack 40Lのデザインと使い心地
OnePro Flex Backpack 40Lは、洗練されたデザインと優れた機能性を兼ね備えています。防水ナイロンを使用し、耐久性に優れているため、アウトドアでの撮影に最適です。40Lという大容量ながらも、重さを分散させる設計により、背負い心地も快適です。長時間の移動や撮影旅行に最適で、機材をしっかり保護できます。
- モジュール式の収納システム: 仕切りを自由にカスタマイズでき、カメラ機材やアクセサリーを整理整頓して収納可能。
- サイドアクセス: 両サイドから機材を素早く取り出せるため、シャッターチャンスを逃しません。
- 防水性と耐久性: 厳しい天候でも安心して使える高品質素材。
PGYTECH OnePro Flex Backpack 40L 製品概要
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | PGYTECH OnePro Flex Backpack 40L |
ブランド | PGYTECH |
カラー | スペースブラック |
容量 | 40L |
外寸 | 58 x 35 x 23 cm |
重量 | 2.5kg |
素材 | 防水ナイロン |
対応機材 | カメラ、レンズ、ドローン、三脚 |
Kickstarterで購入!
Kickstarterでの購入は、通常のオンラインショッピングとは少し異なり、資金を提供してプロジェクトを支援する形式です。製品の完成と出荷までに時間はかかりますが、その間にプロジェクトの進捗をリアルタイムで知ることができ、まるで製品が開発されていく過程に参加しているような感覚が味わえます。PGYTECH OnePro Flex Backpack 40Lは、特にクリエイティブな撮影者に向けて設計された製品ということで、私もすぐにプロジェクトを支援し、バッグの到着を心待ちにしていました。
製品が手元に届いた時は、その威圧感のある梱包に驚きました。箱を開けると、しっかりとした作りのバッグが現れ、その大きさと質感に一瞬で魅了されました。
Kickstarterで購入してから「PGYTECH OnePro Flex Backpack 40L」が届いたのは8月下旬ごろでした。意外と送られてきたのは早かったです!
他に一緒に送られてきたのは「Camera Top Loader」が入っていました。こちらはKickstarterで先着100名だったか120名だったかしれませんが早期購入特典となるものでした。自分がプレッジした時は確か50番くらいだったのでとりあえず購入特典をゲットできた次第です。 実は早期にプレッジしましたが最後の最後までキャンセルしようか迷ってしまいましたが購入してしまいました(笑)
OnePro Flex Backpack 40Lの特徴
PGYTECH OnePro Flex Backpack 40Lは、数多くの優れた特徴を持つカメラバッグです。特に私が注目したポイントを以下にまとめます。
1、大容量の40L収納スペース
このバッグは、その名の通り40Lの大容量を誇ります。カメラ本体、複数のレンズ、ドローン、三脚、さらには個人的なアイテムも収納できるスペースが確保されています。旅行や長時間の撮影においても、すべての必要な機材を一つのバッグで持ち運ぶことが可能です。
最近のカメラバックの主流なのか内部にはAirTagを装着する機能も装備してあります。
2、モジュール式の収納システム
バッグ内部には、機材を整理整頓するためのモジュール式の仕切りが備わっており、これによりカメラ、レンズ、バッテリー、フィルターなどを効率よく配置することができます。また、取り外し可能なインサート(Camera Insert M)が付属しているため、外出先でも簡単に機材を取り出しやすく、撮影の効率を格段に上げてくれます。
こちらのインサートケースMは単体でも利用することが可能で、保管用のカメラバックケースとしても良さそうです。
こちらのケースをバック本体に取り付ける際はT字型の留め具を付属の穴に通すことで装着が可能となっています。
3、サイドアクセスが可能
サイドジッパーによるアクセスは、バッグを下ろさずにカメラやレンズを取り出すことができるため、撮影のチャンスを逃すことなく、迅速に機材を使用できます。これが非常に便利で、街中でのスナップ撮影や、自然の中での急なシャッターチャンスにも対応できます。
4、優れた耐久性と防水性
撮影は、天候に左右されることが少なくありません。突然の雨や悪天候にも対応できるように、このバッグは防水ナイロンを使用しています。さらに、バッグ全体の耐久性も非常に高く、アウトドアや過酷な環境でも安心して使用できる作りとなっています。
実際に使用してみた感想
1、旅行や長時間の撮影でも快適な背負い心地
まず驚いたのは、バッグの背負い心地です。通常、大容量のバッグは肩や背中に負担がかかりがちですが、このOnePro Flex Backpack 40Lは、背面パネルとショルダーストラップが非常にしっかりしており、体にぴったりとフィットします。
エルゴノミクスデザインに基づいた作りのおかげで、長時間背負っていても疲れにくく、撮影の集中力を保つことができました。
背面はメッシュ素材を使用しており通気性もよく蒸れにくい設計になっています。
実際に私が背負った感じのサイズ感です。身長自称(!?)167cm、体重55kgとかなりひ弱な体型をしております(笑)
そんな私が背負うとちょっと気持ち大きいかなと感じますね。
実際に背負った感じですが、めちゃくちゃ重量感はあるのですが背負った感じの背負い心地はなかなか良い感じです。
2、撮影機材の整理整頓が簡単
モジュール式の仕切りが非常に便利で、レンズやアクセサリーの整理が簡単に行えました。特に、撮影現場で必要な機材を瞬時に取り出せるサイドアクセスの機能は、これまで使用していたカメラバッグにはなかった利便性です。
またサイドからのアクセスも容易に取り出せることができます。
3、柔軟な収納スペース
40Lの容量は十分すぎるほどで、機材だけでなく、衣類などの個人用品も一緒に収納できるため、1~2日の撮影旅行にはこのバッグ一つで事足ります。また、外部に取り付けられるバンジーコードを使用することで、三脚やジャケットなども固定できます。
カメラ機材関連では空いたスペースにフィルター関連などを入れるスペースもあるのでなかなか使い勝手が良いです。
PCやタブレットなどを入れるスペースもあるので外出先でPCなどを持ち込んでの作業などもすることができるので安心です。
デメリット(改善してほしい点)
もちろん、完璧な製品というわけではありません。以下はこのカメラバックのデメリットと感じた点です。
1、重量
購入する前からわかっていたことですが、約2.5kg(インサートバックM込み)という重量は、バッグ単体としてはやや重めです。大容量バッグでありながら、高耐久の防水素材(ナイロン)やしっかりしたクッション性を備えているため、どうしても一定の重量がかかります。特にアウトドアでの使用を想定しているため、耐久性と保護機能を兼ね備えた設計になっている点が影響しています。
機材を多く持ち運ぶ場合、総重量が増すため、もう少し軽量化できればさらに良いと感じました。
参考までにカメラインサートMでの収納例です。
Sony α7RⅤと大三元レンズ(2倍テレコン)+単焦点レンズ(135GM)を装着した収納例です。
- Sony α7RⅤ(カメラボディ): 0.723kg
- Sony FE 24-70mm F2.8 GM II: 0.695kg
- Sony FE 16-35mm F2.8 GM II: 0.680kg
- Sony FE 70-200mm F2.8 GM II: 1.045kg
- 2倍テレコンバーター: 0.207kg
- Sony FE 135mm F1.8 GM: 0.950kg
機材のみの総重量は4.3kg、バックパックの重量を含めると6.8kgになります。このほかににもフィルターや三脚など装着するとフル装備の場合は、総重量が8~10kg以上になることもあります。
いや〜かなり重くなります(汗)、とはいえOnePro Flex Backpack 40Lは、重い機材を持ち運ぶことを前提にしているため、背面のクッションやショルダーストラップが非常にしっかりしています。これにより、重量が均等に分散され、肩や背中への負担を軽減する設計がされています。長時間の撮影でも疲れにくいと感じたのは、この設計のおかげです。
もし、さらに軽量なバッグを求める場合、PGYTECHのOneGoシリーズ(18Lモデルや20Lモデル)も検討の価値があります。
OneGo Backpack (Obsidian Black)
これらのバッグは小型で軽量化されているため、日常使いや短時間の撮影に向いています。ただし、機材の量が多い方やアウトドアでの長時間の撮影を行う方には、やはり40Lの大容量が便利です。
2、腰ベルトが結構邪魔
こちらも購入する前からわかっていたことですが、OnePro Flex Backpack 40Lの腰ベルト
iPhoneなどのスマホなどを収納するスペースがあって結構便利なのですが、意外と邪魔です(笑)
こちらの腰ベルトは取り外し可能か、収納できるオプションなどがあっても良いかなと思いました。
2、価格
高品質で多機能なバッグではありますが、やや高価に感じる人もいるかもしれません。特にKickstarterでの早期購入割引がなければ、購入を迷っていたかもしれません。
Kickstarterでの価格は送料込みで$289
日本円で約46,000円ほどとなりました。一般のカメラバックと比べるとやや高価なカメラバックとなりますね。
今、現在はセキドオンラインで57,000円(Amazonギフトカード10,000円分付き)ほどで購入できるのまあ妥当といえば妥当な価格だと思います。気になる方はチェックされてみてください。
購入に向いてる人
- プロやハイアマチュアの写真家・ビデオグラファー
- 大容量の収納が必要な人。カメラ本体や複数のレンズ、ドローン、アクセサリーをすべて持ち運びたい人。アウトドアやロケーション撮影をする人
- 防水・耐久性に優れたバッグが必要な、天候や環境に左右される撮影をする人。長時間の撮影や撮影旅行をする人
- 機材を一度にたくさん持ち運びたい人や、旅行先でも柔軟に使えるバッグを求めている人。整理整頓して効率的に収納したい人
- モジュール式の仕切りで、カメラ機材やアクセサリーを効率的に整理したい人。
購入に向いてない人
- 軽量さを重視する人
- 2.5kgとバッグ自体が重めのため、軽量なバッグを求める人には不向き。日常使いを希望する人
- 大容量の40Lは普段使いには大きすぎるため、日常的に使いたい人には不適。予算を抑えたい人
- 高価格帯のため、コストパフォーマンスを重視する人や頻繁にカメラ機材を持ち運ばない人には不向き。
結論
PGYTECH OnePro Flex Backpack 40Lは、カメラやドローンなどを持ち運ぶプロフェッショナルや熱心な写真愛好家にとって、理想的なカメラバッグです。その大容量と機能性、耐久性は、他のカメラバッグにはない独自の魅力があります。長時間の撮影や旅行にも対応でき、背負い心地も快適なため、撮影のパフォーマンスを最大限に引き出してくれる製品です。
Kickstarterで購入したこのバッグは、私にとって今後の撮影活動に欠かせない存在となりそうです。カメラバッグを探している方には、ぜひ一度チェックしてみてください
OnePro Flex Backpack 40L 総合評価
評価項目別のレビュー
評価項目 | 評価 (5点満点) |
---|---|
カメラの使い勝手 | |
価格 | |
重量 | |
操作性 |
総評
カメラの使い勝手は非常に優れており、収納の柔軟性やサイドアクセスの利便性が撮影時に大きな助けとなります。操作性も良く、機材の取り出しやすさや、背負った際の快適さが高評価です。
一方、重量については2.5kgとやや重めなため、長時間の移動や撮影では少し負担に感じることもあります。価格は少し高めですが、機能性と品質を考えると納得できるレベルと言えるでしょう。
総合的に見ると、OnePro Flex Backpack 40Lはプロやアマチュアの写真家にとって、非常に頼りになるカメラバッグです。