夏の枝折峠の雲海・滝雲を撮影!おすすめの時間帯と撮影ポイント

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「一生に一度は見たい絶景!」と言われるくらい絶景スポットと言われる枝折峠(しおりとおげ)

雲がまるで滝のように流れ落ちる「滝雲(たきぐも)」は、魚沼市の秘境「奥只見・銀山平」で発生する壮大な自然現象です。

新潟県魚沼市に位置する枝折峠(しおりとうげ)は、その美しい自然景観とともに、雲海や滝雲が見られることで知られています。特に6月中旬から10月上旬には、滝のように流れる雲が山を覆い、壮大な光景が広がります。今回は、夏の枝折峠で雲海と滝雲ぽいものを撮影した体験をもとに、おすすめの時間帯と撮影ポイントをご紹介します。(撮影日:2024年8月19日)

枝折峠とは

自然豊かな新潟県魚沼市の絶景スポット

枝折峠(しおりとうげ)は、新潟県魚沼市に位置する標高約1100メートルの峠で、四季折々の美しい自然が楽しめる絶景スポットです。特に雲海や滝雲が見られる場所として知られ、写真愛好家や自然愛好家に人気があります

Sony α7Ⅳ/FE2470GMⅡ
(F8 SS30 ISO400)

四季折々の魅力

夏には青々とした山々と共に幻想的な雲海が広がり、秋には紅葉が見事な風景を演出します。アクセスは車が必須となりますが、峠からの眺めは一見の価値があり、訪れる人々を魅了します。

また2024年9月よりシャトルバスも運行するそうなのでそちらを利用するのも良いかと思います

詳しくはこちらを参照↓

2024年9月14日(土曜日)~2024年11月4日(月曜日)の土日祝日 全20日

枝折峠

駐車場: 枝折峠駐車場は標高1,065メートルの地点にあり、そこから各観察スポットにアクセスできます。約50台ほど

トイレも完備されているのでいざという時は安心です。

注意点: 登山道やぬかるみに注意が必要なエリアがあることが示されています。また、車の駐車は指定の駐車場以外禁止されており、通行時のマナーに気をつけるよう呼びかけられています。

枝折峠を含む国道352号線は11月上旬から翌年の6月下旬まで冬季通行止めとなるので注意が必要です。

滝雲とは

滝雲は、魚沼市の枝折峠で見られる現象で、山々を越えて流れ落ちる雲がまるで滝のように見えることからこ名がついたそうです。奥只見・銀山平で発生した霧が谷間を覆い尽くし、やがて山の尾根を越えることで滝雲が発生します。

発生しやすい条件と見られる時期

滝雲が見られるのは、6月中下旬から11月上旬の早朝、日の出前後がベストです。発生条件としては、早朝、晴れの日、前日からの気温差が大きい日が理想的です。ただし、滝雲は自然現象のため、「運」も重要です

おすすめの時間帯

滝雲を撮影するためには、訪れる時間帯が非常に重要です。夏の枝折峠では、早朝と夕刻が滝雲が発生しやすい時間帯とされています。

  • 早朝: 日の出前後、午前4時から6時頃が最適な時間帯です。この時間帯は、夜間の冷え込みと朝の湿度が高まることで、滝雲が発生しやすくなります。また、朝日が雲を照らし、幻想的な光景を演出します。
  • 夕方: 夕日が沈む前後の時間帯も狙い目です。午後6時から8時頃、日の沈む方向に向かって流れる滝雲が見られることがあります。夕日に染まる滝雲は、また一味違った美しさを見せてくれます。

稀に夕刻も見られるそうですが、やはり狙い目は早朝になります。日が昇りは始める1時間前が狙い目となります

撮影ポイント

枝折峠には、滝雲を撮影するための絶好のポイントがいくつかあります。

こちらは魚沼市の滝雲・雲海ウォッチングマップとなります。

初めて来られれる方は前日の明るい時間帯にロケハンしておくと良いかと思います。

滝雲の鑑賞スポットと注意点

枝折峠には7つの観賞スポットがあり、それぞれ異なる楽しみ方ができます。特に、車を降りてすぐに鑑賞できる手軽さが魅力です。また、道幅が狭い箇所やカーブが多い道路を走るため、駐車時には十分な注意が必要です。また、ゴミの持ち帰りや車道に三脚を立てないなど、マナーを守って楽しみましょう。

滝雲の撮影には、以下のポイントを押さえておくと、より良い写真が撮れます。

主な景観ポイント

  • :枝折峠駐車場から徒歩約10分。山の斜面を登って雲海が見られる場所です。
  • 枝折峠駐車場から徒歩約15分。山の斜面をさらに登って雲海が観察できるポイント。
  • 駐車場から徒歩約3分の場所にあるビューポイント(道路脇)
  • 枝折峠駐車場から徒歩約10分。滝雲が目線で見られる(道路脇)
  • 枝折峠駐車場から徒歩約15分。別の雲海観察スポット。(道路脇)
  • 枝折峠駐車場から徒歩約20分。広がる雲海を楽しめます。(道路脇)
  • 枝折峠駐車場から徒歩約22分。最も遠い観察スポットで、壮大な景色が広がります。(スノージェット近く)

こちらのマップでの詳細は魚沼市観光協会のHPが見やすいと思いますので是非ご覧になってみてください。

①、②はちょっとした軽登山になるので歩きやすい靴やトレッキングシューズがおすすめです。
今回、私が撮影した場所は④の所から撮影いたしました。

作例写真となります

現像はPureRAW4でRAW補正後、Adobe Lightroom classicで編集して必要に応じてLuminar Neo等も使用しております。

Sony α7RⅤ/FE1635F28GMⅡ
(F8 SS30 ISO100)

撮影時刻: 2024/08/19 4:34:58

夜明け前のスローシャッターで撮影

Sony α7RⅤ/FE1635F28GMⅡ
(F13 SS8 ISO50)
KaniハーフNDフイルター使用
撮影時刻: 2024/08/19 4:52:08

私が撮影した日は雲海は出てくれたのですが滝雲というほど滝のようには流れてはくれなかったです。
やはり夏の撮影でもあったのでそれほど寒温差がなかったのも原因かなと思います。
上の写真はスローシャッターで雲を流してみました。

Sony α7RⅤ/FE1635F28GMⅡ
(F8 SS30 ISO400)
KaniND1000フイルター使用
撮影時刻: 2024/08/19 5:04:18

こちらはND1000を使用しての超スローシャッターで撮影、日の出前の撮影

Sony α7Ⅳ/FE70200GMⅡ
(F8 SS1/60 ISO200)
撮影時刻: 2024/08/19 5:29:26

枝折峠の夜明け…夜明けと共に雲海も少しづつ消えかかっていきました。

Sony α7RⅤ/FE1635F28GMⅡ
(F11 SS1/80 ISO50)
撮影時: 2024/08/19 5:20:47

帰り際にみた光芒もかなり幻想的でした。

Sony α7RⅤ/FE1635F28GMⅡ
(F8 SS1/50 ISO100)

撮影時刻: 2024/08/19 6:30:56
RAW現像のおすすめ神ツール

Adobeフォトプラン

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PureRAW4

Luminar Neo(プロモーションコード:hiderabi10で10%OFF)

枝折峠での撮影時の注意点など

天候の確認

雲海・滝雲は湿度が高く、風が少ない条件で発生しやすいため、天気予報で湿度や風の強さをチェックしてから出発しましょう。

SCWなどで事前に雲の動きなどチェックするなどするとよでしょう。

三脚の使用

雲海・滝雲の動きを滑らかに捉えるためには、シャッタースピードを調整しながら撮影することが重要です。三脚を使用してカメラを安定させることで、よりクリアで美しい写真が撮影できます。

防寒対策

夏とはいえ、早朝や夕方の枝折峠は冷え込むことがあるため、軽いジャケットや防寒具を用意しておくと安心です
またこれから秋になってくるとより寒さが冷え込んできますのでダウンジャケット等があると良いです。

混雑時には早めの時間帯に到着を

私が撮影した日でも駐車場は4割ほど埋まっていたので、ピーク時になると駐車場の場所取りも重要になってきますので、もし枝折峠で撮影を予定されているのであれば早めの到着をされるのがおすすめです。

撮影機材

今回はα7RⅤとα7Ⅳの2台体制で撮影に挑みました。

カメラ

レンズ

フィルター関連

周辺の温泉・観光スポット

枝折峠での雲海や滝雲を楽しんだ後は、周辺の温泉や観光スポットも訪れてみてください。大湯温泉銀山平温泉など、自然の中で癒される温泉地が点在しています。魚沼の豊かな自然を満喫しましょう。

大湯温泉と銀山平温泉のおすすめ宿

新潟県魚沼市にある大湯温泉と銀山平温泉は、どちらも豊かな自然と歴史に彩られた温泉地です。ここでは、それぞれの温泉地でおすすめの温泉と宿をご紹介します。

温泉地宿の名前特徴おすすめポイント
大湯温泉湯之谷温泉郷 清津館(きよつかん)伝統的な日本旅館の雰囲気と現代の快適さを兼ね備えた宿源泉かけ流しの温泉と、季節ごとの料理が楽しめる
大湯温泉大湯温泉 石原の湯家庭的な雰囲気のこじんまりとした宿自家製コシヒカリを使った手作り料理が好評
大湯温泉大湯温泉 ホテル湯元全室から美しい山々の風景を楽しめる宿人気の露天風呂と、広々とした休憩スペースでリフレッシュ
銀山平温泉銀山平温泉 白銀の湯山間に佇む静かな宿で、大自然を満喫できる温泉越後駒ケ岳の眺望を楽しみながら、ゆったりと温泉に浸かれる
銀山平温泉銀山平温泉 かもしかの湯キャンプ場に併設された温泉施設温泉と共に森林浴が楽しめ、自然に囲まれたリラックスした時間を過ごせる
銀山平温泉奥只見湖畔の宿 六方釣り客にも人気の宿で、湖畔の美しい景色が魅力四季折々の風景を楽しみながら、釣りや自然散策ができる
大湯温泉と銀山平温泉のおすすめ宿

大湯温泉と銀山平温泉には、それぞれ異なる魅力を持つ宿が揃っています。温泉で心身を癒し、自然の中でリフレッシュするひとときをお楽しみください。

銀山平温泉・白銀の湯

前日、車中泊前に利用した「銀山平温泉・白銀の湯」、温泉掛け流しの湯が心地よく気持ちよかったです。

雲海・滝雲を見た後にゆっくり使うのもよし、車中泊前に利用するのにもおすすめです。

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まとめ

夏の枝折峠での滝雲撮影は、他ではなかなか体験できない特別なものでした。自然が織りなす幻想的な光景は、写真に収めるだけでなく、その場に立ち会うだけでも感動を覚えました。

滝雲が山を滑り落ちる様子を捉えるために、早朝や夕方の静けさの中で、ぜひカメラを構えてみてください。きっと、素晴らしい瞬間を写真に収めることができるはずです。

これから秋にかけて枝折峠での滝雲の季節の到来です!ぜひ体験してみてください!

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