Sony α7RⅤレビュー:α7RⅤで撮る絶景!本格的に写真撮影を楽しみたい方にオススメなカメラ!

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先日11月に購入したソニーα7RⅤは、高解像度と高速性能を兼ね備えたフルフレームミラーレスカメラです。カメラ歴10年の私がα7RⅤを購入して感じた良かった点は、その圧倒的な画質と使い勝手の良さです。この記事では、α7RⅤの特徴、私の体験談、お勧めのレンズ、そしてα7Ⅳとの比較を通して、このカメラの魅力を紹介します。

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α7Ⅲからソニーのカメラを使用して約7年のαユーザーから見た視点でお伝えいたします。

まずは最初に結論

風景やポートレート撮影など本格的に写真撮影を楽しみたい方は間違いなくお勧めなカメラです!

とはいえ、価格は高価ですがキャッシュバックキャンペーンなどを利用して安く購入することができますので是非最後までご覧になっていただけたらと思います。

まずはα7RⅤの特徴とスペックから

画素数とセンサーサイズ

α7RⅤは約6100万画素の35mmフルフレームセンサーを搭載しており、非常に高い解像度での撮影が可能です。特に風景写真に相手の高解像度は、細部のディテールを重視する撮影に最適です。

連写速度とAIAFオートフォーカス

最大約10コマ/秒の高速連写と、AIAF搭載(被写体認識)の高速かつ正確なオートフォーカス性能を持っています。これにより、スポーツや野生動物など、動きの速い被写体の撮影にも対応できます。

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AIAF搭載のカメラはα7RⅤ以降の機種搭載されています!

便利なバリチル対応モニター

α7RⅤから初めて搭載されたバリアングルチルトモニターがかなり便利です。とはいえ、今のところそこまで使用頻度は低いですがあればあったで応用が可能となっています。

α7RⅤから初搭載のバルブタイマーがかなり便利

今までのソニーαのカメラは30秒まではデフォルトで露光時間がなく、それ以上露光時間を長くするにはレリーズなどが必要だったのですが今回のα7RⅤからバルブタイマー機能が搭載されたので露光時間を2秒~900秒まで設定することができました。


画像安定化とビデオ性能

5軸の手ぶれ補正機能(最大8段)により、手持ち撮影でも安定した写真が撮れます。また、8K動画撮影にも対応しており、高品質な映像を記録できます。

こちらは、私が撮影した「梅ジローと梅カワセミ」、α7RⅤとFE70200F28GM2と2倍テレコンで撮影したのですが、手ぶれ補正も効いていて動画撮影においてもかなりクオリティ高く撮影することができました。

α7RⅤ、動画もかなりイケます!

α7RⅤの特徴

ポートレート撮影での実力

ポートレート撮影では、肌の質感や瞳の輝きをリアルに再現することができました。被写体の表情や雰囲気を細かく捉えることができるため、撮影の幅が広がります。

(F2.8 SS1/1200 ISO100)

姪の子供の写真も頼まれた時も瞳AFがいかんなく発揮されガチピンでとらえらえたのは驚きました。

使用レンズ

風景撮影でのパフォーマンス

風景撮影では、広いダイナミックレンジと高い解像度のおかげで、美しい景色を鮮明に記録することができました。色彩の再現性も高く、自然の美しさを忠実に表現できます。

(F2.8 SS1/500 ISO100)

使用レンズ

低照度での撮影能力

夜景や室内での低照度撮影でも、ノイズが少なくクリアな写真を撮ることができました。ISO感度の幅が広いため、さまざまな光の状況に柔軟に対応できます。

(F10 SS30 ISO100)

使用レンズ

地元の工場夜景も低ISO感度での撮影でもクリアでシャープな写りを撮ることができました。

実際に使用しての感想

風景写真の撮影例

α7RⅤを使って撮影した風景写真は、まるで絵画のようです。細かな葉の一枚一枚や遠くの山の質感まで、驚くほど鮮明に捉えることができました。広いダイナミックレンジのおかげで、明るい空と暗い地面のコントラストが強いシーンでも、細部のディテールを失うことなく撮影できました。私はいつも、このカメラの持つ高解像度の魔法に感動しています。

(F16 SS1/1250 ISO100)

使用レンズ

先日(2/13)に母小島遊水池で撮ったダイヤモンド筑波、手持ちでも撮影でしたが手ぶれ補正も強力でブレずに撮影することができました。

星景写真の撮影例

星景写真を撮影する夜、α7RⅤは私の最高のパートナーです。高感度でもノイズが少なく、美しい星空をクリアに捉えることができます。長時間露光によるノイズも抑えられ、天の川も綺麗に写すことができました。このカメラと一緒に、星空の下で過ごす時間は、いつも私にとって特別なものです。

(F2.2 SS15 ISO3200)
PURE RAW3使用

使用レンズ

茨城にある「中世代白亜基層」で撮った星景写真、高画素の機種ですがISOをあまり上げすぎなければノイズも少なくクリアな星空を写すことが可能となっています。

AIAFの良さについて

α7RⅤのAIオートフォーカスは、特に動物の撮影においてその真価を発揮します。野鳥や野生動物の目を正確に捉え、追従してくれるため、鮮明な写真を撮ることができます。この機能は、私が撮影する際に大きなアドバンテージとなります。

(F4 SS1/1000 ISO12800)
PURE RAW3使用

使用レンズ

こちらはいつもウォーキングをしている公園でのカワセミを撮影した際、ISOは12800になって若干ノイズが多く荒かったのですがDXO社のPURE RAWを使用することがノイズを抑えられことができました。オススメなソフトです。

高画素がゆえのトリミング耐性

上のカワセミの写真のようにα7RⅤは6100万画素の高画素ゆえのトリミング耐性も充分発揮してくれています。

実際はこのくらいの大きさですがトリミングすることでカワセミを大きく捉えることができました。

α7RⅤのデメリット

ソニーα7RⅤは高性能なカメラですが、以下のようなデメリットもあります。

デメリット 説明
ファイルサイズ 高解像度の6100万画素センサーは素晴らしい画質を提供しますが、大きなファイルサイズがストレージや処理速度に影響を与える可能性があります。
価格 高価格帯に位置するため、予算に限りのある方にとっては手が出しにくいかもしれません。
重量と携帯性 重量が約658gと比較的軽量ですが、レンズを装着すると持ち運びが少し不便に感じる場合もあります。
バッテリー寿命 バッテリー寿命は長時間撮影に対応していますが、連続撮影や長時間の動画撮影では予備のバッテリーが必要になることがあります。
動画撮影機能 サンプリング8K動画撮影は対応していますが、競合他社のカメラに比べて本格的な8K動画撮影には対応していないため、最先端の動画撮影機能を求める方には物足りないかもしれません。

これらのデメリットを考慮しつつ、α7RⅤが自分の撮影スタイルやニーズに合っているかを検討することが重要です。

α7RⅤにお勧めなレンズ

α7RⅤの高解像度を最大限に活かすためには、高性能なレンズの選択が重要です。
やはりGマスターレンズの使用により最大限発揮できる性能となっています。

おすすめのレンズ:例

ソニー FE 24-70mm F2.8 GM

高画質で汎用性の高い標準ズームレンズ(Ⅱ型もオススメ)

ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS

高解像度と美しいボケ味を実現する望遠ズームレンズ(Ⅱ型もオススメ)

ソニー FE 16-35mm F2.8 GM

風景写真や建築写真に最適な広角ズームレンズ(Ⅱ型もオススメ)

ソニー FE 14mm F1.8 GM

星景写真の神レンズ 星々の隅々まで写せる単焦点レンズ

これらのレンズは、α7RⅤの高解像度センサーと相性が良く、さまざまな撮影シーンで優れた性能を発揮します。

α7Ⅳとの比較や他社製品との違い

α7Ⅳとの違い

私も所持しているα7Ⅳとα7RⅤの比較です。どちらも人気の高いフルサイズミラーレスカメラですが、いくつかの点で違いがあります。

α7RⅤα7Ⅳ
画素数約6100万画素約3300万画素
連写速度最大約10コマ/秒最大約10コマ/秒
オートフォーカスAIAF搭載高速オートフォーカス高速オートフォーカス
画像安定化5軸手ぶれ補正(最大8段)5軸手ぶれ補正
ビデオ性能8K動画撮影対応(条件あり)4K動画撮影対応
モニターバリアングルシルト(バリチル)バリアングモニター
価格約48万円約33万円
ソニーストアソニーストア
α7RⅤ:α7Ⅳ
比較表

α7RⅤは、より高い解像度と優れた画像安定化機能を持っていますが、価格もそれに応じて高くなっています。一方、α7Ⅳはコストパフォーマンスに優れており、手頃な価格で高性能なカメラを求める方に適しています。

他社製品との比較や価格、性能の違いについて

α7RⅤは、他のフルサイズカメラと比較しても高い解像度と優れたオートフォーカス性能を持っています。価格は高めですが、その性能を考えると妥当な範囲内です。類似製品と比較しても、α7RⅤは総合的な性能において優れていると言えます。

参考:他社との比較表

項目 ソニーα7RⅤ キヤノンEOS R5 ニコンZ9
画素数 約6100万画素 約4500万画素 約4575万画素
センサーサイズ 35mmフルフレーム 35mmフルフレーム 35mmフルフレーム
連写速度 最大約10コマ/秒 最大約20コマ/秒(電子シャッター時) 最大約30コマ/秒(電子シャッター時)
オートフォーカス 高速オートフォーカス デュアルピクセルCMOS AF II 高速オートフォーカス
画像安定化 5軸手ぶれ補正 5軸手ぶれ補正(最大8段分の補正効果) 5軸手ぶれ補正
ビデオ性能 4K動画撮影対応 8K動画撮影対応 8K動画撮影対応
ISO感度 100-32000(拡張可能) 100-51200(拡張可能) 64-25600(拡張可能)
ビューファインダー 高解像度電子ビューファインダー 高解像度電子ビューファインダー 高解像度電子ビューファインダー
バッテリー寿命 長時間撮影対応 約320枚(CIPA規格) 約740枚(CIPA規格)
価格 高価格帯 高価格帯 高価格帯

選択は撮影する内容や個人の好みによって異なります。ソニーα7RⅤは高解像度で静止画撮影に強みを持ち、キヤノンEOS R5は8K動画撮影に対応している点が特徴です。一方、ニコンZ9は高速連写と堅牢なボディでプロフェッショナルなスポーツ撮影や野生動物撮影に適しています。

α7RⅤがオススメな方とQ&A

α7RⅤをおすすめな方は、その圧倒的な解像度と高速性能、そして使いやすさにあります。プロの方からより高度な写真撮影を求める方にとって、α7RⅤは最適な選択肢と言えます。

特に、風景やポートレート、野生動物など細部のディテールを重視する撮影に強みを発揮します。また、高速オートフォーカスと連写機能は、スポーツや野鳥撮影など動きの速い被写体を捉える場面で有効です。さらに、手ぶれ補正機能や高感度性能のおかげで、手持ちでの夜景や星景写真撮影にも適しています。多機能で高性能なα7RⅤは、幅広いジャンルの写真撮影を楽しむ人に理想的なカメラです。

よくあるQ&A

バッテリーの持ちはどうですか?
バッテリーの持ちはα7Ⅳなどに比べると若干もちは悪いです。(2時間ほどの撮影でバッテリー容量は20%切る程度減っています。)バッテリーは予備があると安心です。
重さはどうですか?
約658gと比較的軽量で、持ち運びやすいです。

α7RⅤを安く購入するコツ

α7RⅤを少しでも安く購入するためには、以下の方法が考えられます。

キャッシュバックキャンペーンやセール期間を狙って購入する

基本的、ソニーのカメラを購入するのならソニーストアがオススメです!

キャッシュバックキャンペーンなど利用すればかなりお得に購入することができます!

前回、私がα7RⅤを購入した時の購入例です。

基本的には、「ソニーストア」で株主優待15%オフクーポン➕提携カードで購入するというのが一番安心でお得に購入できるかなと思います。

(他にも、マップカメラカメラのキタムラ等によるゲリラ的セールもありますが不定期ですぐ売り切れることがあります)

αあんしんプログラムなら5%オフクーポンも

αあんしんプログラムの会員になっていて以前ソニーストアで購入していた方ならば5%クーポンがもらえることもあります。➕5%オフなので株主優待券を持っていなくても同じ効果となります。

新しく発売された新製品には適用されないケースもあるのですが、キャッシュバック対象製品ならばこちらのクーポンが使用できる可能性もあるのでとりあえずαあんしんプログラムに入会するというのも良いかもしれません。

ソニーストア

中古品を検討する(状態の良いものを選ぶことが重要)

中古品なども検討すると良いですが、キャッシュバックキャンペーンなどある場合だと現状、差額はさほど変わらないため予算が許せるのでしたら新品を購入することをオススメいたします。

とはいえ数千円〜数万円は安く購入できることもあるので少しでも安く手に入れたい方は中古を狙ってみても良いかと思います。

ソニー α7R V ボディ [ILCE-7RM5]の中古在庫一覧

まとめ

ソニーα7RⅤは、高解像度と高速性能を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラです。その優れた性能は、プロフェッショナルな写真撮影に最適です。購入して数ヶ月が経ちますが、その魅力にますます魅了されています。写真撮影を本格的に楽しみたい方には、ぜひお勧めしたい一台です。

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