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最近ではAIの技術が発展していて、写真を撮った後の画像処理も様々なものが発表されてきました。
中でも優秀なのがAdobe LightroomやCamera rawで搭載されているAIノイズ除去機能とDXO社のPure RAWが有名かと思います。
今回はAdobe Lightroomの AIノイズ除去とDXO Pure RAW2との比較検証をカワセミ撮影を例に記事にしてみました。
新バージョンになったPURE RAW 4 レビュー記事はこちら↓
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先日、彼岸花を撮影していたら近くにカワセミがいたのでつい撮影に夢中になってしまいました。
とはいえ、カワセミ撮影をメインでいったわけではないので手持ちの最長のレンズFE70200F28GM2の望遠レンズで撮影しました。
Sony α7ⅳとFE70-200F2.8GM2の組み合わせをAPS-Cクロップで撮影したので約1400万の画素数での画像となりますのでご了承ください。手持ちでの撮影となります。
撮影データーは下の写真の設定を適用いたしました。
絞り F2.8 シャッタースピード 1/200 ISO 800 (APS-Cクロップ)
Ligtroomのノイズ除去のやり方とLigtroomでのPure RAW2の変換の仕方
Ligtroomのノイズ除去のやり方
- Lightroomを起動し、現像モジュールを選択します。
- 画像フォルダを開き、「編集」→「ディテール」を選択します。
- 「ノイズ除去」ボタンをクリックします。
- ノイズ除去の強さを調節します。
- 適用量を上げるとノイズ除去の程度が強くなりますが、ディテールがつぶれやすいので、左の窓で画像を見ながら調節します。
- 複数の写真を選択して「ノイズ除去」ボタンをクリックすると、写真にノイズ除去を適用できます。
LigtroomでのPURE RAW2の変換の仕方
- Lightroom Classic で、最適化する画像を選択します。
- 選択した画像を右クリックします。
- 書き出しメニューを使い、間接的な方法を選択します。
- DxO PureRAW を起動し、DNG ファイルを作成します。
- 変換したい RAW ファイルを処理キューに追加します。
- 一括でバッチ処理します。
ノイズ除去なし・ノイズ除去あり(80%)・Pure RAW2で比較検証してみました(トリミングなし)
では、それぞれのバージョンで比較してみました。
スマホやタブレット等では比較がうまくいかないことがあります、なるたけPCなどの画面で見て頂くとわかりやすいです。
まずは撮って出し(トリミングなし)の画像比較です。 AI除去なしとAI除去あり(80%)の比較画像(比較がわかりやすいようにノイズ処理多めに設定しています)です。
正直このくらいの画質比較だとノイズはさほど目立たないかと思います。
こちらも、ぱっと見は大差がない感じかと思います。ですがPURE RAW2にしてから収差なども修正してくれるようです。
若干、PURE RAW2の方がノイズが少なくなったように感じますね。
最後にノイズ除去(80%)とPURE RAW2での画像比較です。どうでしょうか?
まったくわからないくらいのレベルでノイズも除去されているかと思います。
正直、このくらいの画像だとわからないくらいのレベルでどちらのソフトも優秀だなと感じました。
ノイズ除去なし・ノイズ除去あり(80%)・PURE RAW2で比較検証してみました(トリミングあり)
続いては、カワセミにスポットを当てて比較検証してみました。
a7ⅣのAPS-Cクロップしたので1400万画素からさらにクロップするので画質はかなりノイズは多く粗くなっています。
ではどのくらいノイズが処理されているか見てみたいと思います。
1400万画素からさらにクロップした状態。(PCなどより大きい画面で見てみるとわかりやすいです)
いや〜これはかなりわかりやすいかと思います!自分でもビックリしましたがこんなにノイズがなくなるとは思いませんでした。カワセミのディテールまで鮮やかになっているのが分かるかと思います。
ノイズ除去なしとPURE RAW2との比較です。 いや〜!こちらも素晴らしいくらいノイズ除去をしてくれています。
今発売されている一つ前の世代のPURE RAWなのですがかなり素晴らしいソフトだと改めて感じました。
では、最後にノイズ除去(80%)とPure RAW2との比較画像になります。
正直、ここまでくるとどちらも甲乙つけがたいですが、個人的にはPURE RAW2の方がカワセミのディティールまではっきりしているのかなと感じます。でも、どちらも優秀なソフトだと感じました。
まとめと結論
今回はAdobe LightroomのAI ノイズ除去機能とDXO社のPure RAW2のノイズ除去ソフトの比較をしてみました。
どちらのソフトも素晴らしいソフトだと改めて思いました。
私個人としてはLightroomのノイズ除去機能よりPure RAW2のほうがより忠実に表現できているように感じます。
Lightroomはadobeのフォトプランを契約していれば(最低でも月に10,78円)かかりますがほぼ無料(有料ですが…)で使用することができます。
Pure RAWの場合は別途ソフトを購入する必要があります。とはいえこれだけ優秀なソフトなので導入する価値はかなり高いと感じました。
今現在はPure RAW3となってPure RAW2よりパワーアップしているようですのでまずは試用して良かったら購入する価値はありそうです!
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