【信州絶景旅】高ボッチ高原で雲海と富士山の絶景を撮ってきた。

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今回の絶景旅は、長野県でも屈指の絶景スポット「高ボッチ高原」

最近ではゆるキャン△の聖地として、キャンパーの方にとっても大変人気のスポットとなっています。

今回はそんな高ボッチ高原での雲海と富士山の絶景を撮ることかできました。(撮影日:2023年10月17日)

これから「高ボッチ高原」へ行く方、また興味がある方に向けて記事を構成しております。

高ボッチ高原の絶景

夜明け前の高ボッチ高原の雲海と富士山
Sony a7Ⅳ/FE70200F28GM2
(F8 SS30 ISO650 )
撮影日時: 2023/10/17 4:53:00

高ボッチ高原は、長野県塩尻市と岡谷市にまたがる高ボッチ山のふもとに広がる高原です。
標高は1665メートルで、展望スポットからは360度見晴らしがよく、東側には諏訪湖や富士山、西側には北アルプスの景色を臨むことができます。

この高ボッチ高原の魅力はなんといっても夜明け近くに諏訪湖から発生する雲海と富士山の夜景(といっても明け方近くですが…)から日の出前からの朝景かと思います。
このような幻想的な写真を狙って多くのカメラマンが高ボッチ高原に集合するといっても過言ではないでしょうか…
とは言っても相手は自然相手ですのでいくら条件が良くても雲海が発生しない時もあります。
私も一度目は全くもって撃沈してしまいました…(汗)

今回は二度目の挑戦で良い感じの絶景に出会えましたので今後行かれる方の参考になるよう記事にしました。

高ボッチ高原への行き方と注意点

 高ボッチ高原の行き方ですが「東山ルート」と「崖の湯ルート」と2箇所の行き方があるのですが東山ルート」は現在通行止めとなっているため「崖の湯ルート」しか通行できません。

詳しくはこちらを参照↓

この「崖の湯ルート」というのが非常に道が細く車がすれ違ったりするのにもとても困難な道です。また夜間ですと野生動物なども数多く生息する地域ですので初めて行く方は必ず余裕を持ってお出かけなさることをお勧めいたします。

初めて撮影に行く方は前日の17時ごろまでに現地に到着して下見などすると良いでしょう。

また標高は1600メートル以上の高地でもあるので非常に寒いです。真夜中や明け方近くなると氷点下になることもあるので必ず防寒具の準備も忘れずにお持ちください。

また、12月上旬になると冬季閉鎖になってしまいますので実際の高ボッチでの雲海のシーズンは9月下旬〜11月下旬までとなりますので是非チャンスを見つけて訪れてみてください!

高ボッチ高原への行き方

高ボッチ高原

長野県塩尻市大字片丘

【アクセス】
塩尻ICから13km  

※12月上旬~4月下旬頃冬期閉鎖

中央道塩尻ICから13km 

高ボッチ高原での雲海の発生条件

  • 夜明け前の気温が低く天気が良い日で風のない日
  • 前日に雨が降ったあとだと雲海の発生確率はより高くなる(雲海が高くなってガスってしまう確率も高くなる)
  • 前日の天気がよく放射冷却が起こっている
  • 雨が降った後の2日後の天気が良い日は狙い目
  • とはいっても結局は運次第

という感じになるかと思います。

意雨が降った後の翌日は雲海が発生しやすいですが逆に雲海が出過ぎてしまい富士山も隠れてしまうという可能性もあります。

結局は雲海が発生する条件は揃っていてもまずは行ってみないとわからない結局は運の要素も非常に高いです。

雲海が発生してもしなくても高ボッチの高台からみ下ろす風景はとても素晴らしいです。

朝気温が低くなる晴れ予報ならチャンスがあると思いますので是非トライしてみてください。

高ボッチ高原での撮影ポイント

高ボッチ高原での撮影スポットは主に4箇所あるかと思います。(私が知らないだけで他にもあるかもしれませんが…)

簡単に解説いたします。

  • 高ボッチ高原 見晴らしの丘 →Map
  • 高ボッチ高原 眺望解説石碑 → Map
  • 高ボッチ高原 ふれあい広場 → Map
  • 高ボッチ高原 山頂展望台 → Map

高ボッチ高原 見晴らしの丘

第一駐車場近くにあり小高い高台にある眺望スポットです。

ちょっと急な階段があります。登るのはやや大変ですが登った後はとても見晴らしいがいいスポットです。

こちらの場所からは富士山をまっ正面から撮ることができます。

ただ前日から三脚を立てて場所取りされている方もいたのでベストポジションから狙うのであればやや難易度は高いかと思います。

また近くにある第一駐車場は閉鎖(2023年10月時)されているので車の置き場も限れれたスペースしか置けないのでこの場所で撮影されるのであれば前日の早い時間までに行かれるのがおすすめです。

高ボッチ高原 眺望解説石碑

車も15台ほど置けるスペースがあり車から降りてすぐ撮影することができる唯一の場所となります。

こちらの場所から撮影すると上の写真のような構図になります。前景がちょっと邪魔をしてしまって諏訪湖全体を入れたい構図としてはやや難がありますが望遠レンズで富士山と雲海を狙う場合はお手軽に撮影できる場所です。

高ボッチ高原 ふれあい広場

眺望解説石碑の駐車場から約50メートルほど歩くとちょっとした開けたスペースがあります。

入口はこのような感じになっています↓

Google Mapより転載

ちょうど「見晴らしの丘」と「展望台」の中間地点にある場所になっています。
ここからの眺望は諏訪湖全体を写すこともでき視界もかなり開けてる場所となっています。
またこの広場の下段にもスペースがあります。

以前はこの近くに路駐することができたのですが現在は禁止となっています。

今回、私が撮影に選んだスポットとなります。

場所的にはこのような感じになります。

石碑がある駐車場から歩いても数分で行けて比較的空いているので個人的にはおすすめなスポットです。

日の出を待つカメラマンたち、私が撮影した日は比較的空いていました。

高ボッチ高原 山頂展望台

最後にご紹介するのは「日本一のシャッターポイント」と言われるくらい多くのカメラマンが集う場所となっています。

キャンプ場のある駐車場から歩いて7分くらいにある場所となっています。北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、御嶽山など360度見渡せる眺望スポットとなっています。

今回私は下見にも行かなかったのですがとても人気のある場所ですので初めて行かれる方はおすすめの場所となります。

高ボッチ高原での作例写真となります。

高ボッチ高原 ふれあい広場からの撮影となります。

諏訪湖とオリオン座

諏訪湖とオリオン座
Sony a7Ⅳ/FE14F18GM
(F2.8 SS15 ISO 3200)
撮影時: 2023/10/17 3:46:58

まだ夜明け前、オリオンもまだ上空に輝いていました。諏訪湖は「君の名は。」のモデルにもなったと言われています。
高台から見下ろす景色を見たら心の中で「スパークル」が流れてきました(笑)

マジックアワー

Sony a7RⅢ/FE2470F28GM2
(F4 SS30 ISO500)
撮影時: 2023/10/17 4:50:26

夜明け近くのブルアワーの時間帯、諏訪湖から薄らと霧が湧き上がり浮かび上がる富士山がなんとも幻想的でした。

ほぼ同じ時間帯ですがわずかな時間の差でも変化が変わってきます。

Sony a7RⅢ/FE2470F28GM2
(F4 SS30 ISO500)

撮影時: 2023/10/17 4:50:58

夜から朝に変わりゆく時間帯

Sony a7RⅢ/FE2470F28GM2
(F4 SS30 ISO500)

撮影時: 2023/10/17 5:00:55

日の出前

Sony a7Ⅳ/FE70200F28GM2
(F4 SS30 ISO500)
撮影時: 2023/10/20 17:25:49

夜明け近くなるにつれ徐々に空も明るくなっていき富士山もくっきり浮かんできました。

Sony a7Ⅳ/FE70200F28GM2
(F6 SS13 ISO100)

ハーフNDフィルター使用
撮影時: 2023/10/17 5:28:40

ここは天国か? と思うような絶景でした。

Sony a7Ⅳ/FE70200F28GM2
(F8 SS30 ISO500)

ハーフNDフィルター使用
撮影時: 2023/10/17 6:06:25

日の出が出る前の高ボッチ高原、目の前に広がる絶景を見れたことにただただ感動してしまいました。

日の出

Sony a7RⅢ/FE2470F28GM2
(F6 SS1/200 ISO100)

撮影時: 2023/10/17 6:13:21

日の出を迎えた高ボッチ高原、夜から夜明けまでの約3時間なんとも至福の時間を過ごすことができました。

撮影機材

カメラ

今回の撮影機材はSony a7ⅣSony a7RⅢの2台体制で挑みました。

レンズ

レンズは主にFE24-70F2.8GM2とFE70-200F2.8OSSGM2の2台を使用しました。

どちらか1本選べと言われれば望遠ズームがあると画角としては十分かと思いました。24-70の標準ズームだとちょっと望遠が足りないと感じました。 余裕があれば2本(星を撮るのであれば広角単焦点レンズがあると便利)持っていくと良いかと思います。

ソニーストア

レンズヒーターは必須です

また、とにかく結露しやすいです。せっかくの絶景なのに曇って撮れないなんてこともありますレンズヒーターは必須となりますので必ず持参することをお勧めします。

フィルター関連

夜明け近くになると空の部分と地上の部分の輝度差が大きいのでハーフNDフィルターがあると空の白飛びなど防ぐこともできます。私は主にKaniフィルターを使用しています。

ハーフNDフィルターはなかなか高価なものとなりますのでとにかく1枚選べとしたら ハーフND8フィルター Premium LR Medium GND 0.9がお勧めです。

ソフトとハードの中間くらいのNDの濃さですので1枚持っておくと何かと便利です。

また、H&Yの「H&Y REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm」の可変NDフィルター系も一つ持っておくと様々なシーンで対応できますのでお勧めです。(私は2021年のクラウドファンディングで購入したものとなります。)

まとめ

今回は約2年ぶり2度目の高ボッチ高原でしたが、本当に最高の絶景を見れてとても満足いたしました。

数多くのカメラマンが高ボッチにハマる理由がよくわかりました。

シーズン中はかなり雲海の発生率も高いのでこれからトライされる方はぜひ予定を合わせてみて行かれてみてください!

絶景が待っていますよ!

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