祝祭の虹が映し出す奇跡 〜第21回佐野市フォトコンテスト金賞受賞の裏側〜

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こんにちは、ヒデログの管理人の@hideakiです。

このたび、「第21回佐野市フォトコンテスト」(佐野商工会議所・佐野観光協会主催)で金賞を受賞しました!作品タイトルは「祝祭の虹」。今回はその作品についてご紹介するとともに、現像に使用した DxO PureRAW についても触れたいと思います。

受賞のご報告

先日開催された「第21回佐野市フォトコンテスト」に応募したところ、幸運にも金賞をいただきました。受賞作は、地元の伝統行事「八坂神社夏祭り」の一瞬を捉えたものです。たくさんの素晴らしい作品が集まる中で選ばれたことを光栄に思うと同時に、改めてこの祭りの魅力を感じました。

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八坂神社夏祭り」とは

佐野市で毎年開催される八坂神社夏祭りは、古くから続く伝統行事です。華やかな山車や提灯が街を彩り、観光客や地域の人々で賑わいます。特に夜になると、太鼓の響きと提灯の光が幻想的な雰囲気を演出し、地元にとっては夏の風物詩です。

開催時期:毎年7月中旬
見どころ:山車の競演、太鼓の共演、盛り上がる掛け声

この祭りは、私にとって子どもの頃から慣れ親しんできた「夏の始まり」を告げる大切な行事です。今回はコロナ禍を経て、約5年ぶりの開催でした。

タイトル「祝祭の虹」の由来

当日は祭りの集合写真を撮影するよう依頼されていました。しかし、この祭りは雨が降ることが多く、この日も午後から突然の雨に見舞われました。夕方までには止んでほしいと願いつつ準備を進めていたところ、集合写真を撮り終えた瞬間、雨が上がり、大きな虹が空にかかりました。

三町内の山車と祭り関係者の集合写真

ちょうどお祭りの集合写真を撮り終わった頃でした。それまで小雨が降っていた雨が上がり直後に大きな虹が出現したんです。

その光景を目の当たりにした瞬間、「これは絶対に撮りたい!」と強く思いました。山車の提灯や華やかな飾り、そして虹が一体となったこの特別な瞬間を作品に残したいと考え、「祝祭の虹」というタイトルをつけました。

撮影の裏話

カメラ設定と機材

  • カメラ本体Sony α7RⅤ
  • レンズFE16-35GM (集合写真だったので広角レンズを使用)
  • 絞り:f/8
  • シャッタースピード:1/400秒
  • ISO:10000

使用したのは、街並みや大きな山車をしっかり画角に収めたかったための広角レンズ。虹が見えた瞬間は少し焦ったので、まずはF値はパンフォーカス気味に撮影し、あとから必要に応じて微調整しました。

撮影後の現像とDxO PureRAW 4の活用

撮影後の写真はRAWデータで記録し、現像時にDxO PureRAW 4 を使用しました。

参考までのRAW現像前のデーターです。撮影は全体が映るようパンフォーカス気味の広角で撮影しました。

手持ちでの撮影だったのでとにかく手ブレや白飛びだけは絶対に避けなければならない状況だったのでシャッター速度は1/400秒、絞りはF8、ISO感度は10000とかなり高感度の撮影となりました。

高感度の撮影となりましたが最近の 現像ソフトは超優秀です!α7RⅤという高画素のカメラで撮影してもDxO PureRAW を使うことでノイズもある程度は妥協できるくらい改善してくれます。これはいざという時には本当に心強いソフトです。

DxO PureRAW 4 適用前:DxO PureRAW 4 適用後

比較画像ではあまりよくわからないかと思いますがISO10000で撮影していてもDxO PureRAW を使用することでノイズを大幅に減らすことができます。

特に夕方から夜の撮影では、提灯の明かりや暗所のディテールを綺麗に残すために ノイズ処理 が大切になります。DxO PureRAW 4 を使うことで、

  • 画像のノイズを極限まで抑える
  • レンズの歪みを補正し、より自然な写りに
  • RAWの細部を最大限引き出し、クリアな仕上がりに

といった調整が可能になります。 

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私にとってはもうDxO PureRAW なくてはならない神ソフトです!ぜひ皆さんも使ってみてください!

フォトコンテストと写真をプリントする重要性

デジタル時代において、スマホやカメラで簡単に写真を撮ることができますが、フォトコンテストに応募することで、写真を「作品」として見つめ直す機会になります。また、写真をプリントして応募することの重要性を感じました。

  • 写真を形にすることで細部に気づく:画面上で見るのとプリントした写真では、色味や明るさ、細かい部分の印象が異なります。
  • 作品としての完成度を高める:紙に印刷することで、より構図や光のバランスを意識するようになります。
  • 実際の展示で人の反応を知る:フォトコンテストに応募することで、多くの人に写真を見てもらい、評価や感想をもらうことができます。

今回の受賞を通じて、写真を撮るだけでなく、それを形にして発表することの大切さを実感しました。

受賞の連絡とその瞬間

結果が発表されたのは、応募から約1か月後。主催者から手紙を見たときは本当に驚きました。まさか金賞をいただけるなんて…。嬉しさで胸がいっぱいになり、すぐに家族や友人に報告しました。

さいごに

この「祝祭の虹」という一枚が金賞をいただけたのは、地元の方々が長年守ってきた伝統と、その日たまたま出現した虹という奇跡が重なったからこそだと思います。どちらかが欠けていれば撮れなかった写真です。

受賞は大変光栄なことですが、それ以上に地元のお祭りの素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。これからも、心震える瞬間を逃さないようにシャッターを切っていきたいと思います。

作品はPureRAW適用後にトリミングと現像したものになります。

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受賞作品「祝祭の虹」

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