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しまった〜、カメラのSDカードを誤ってフォーマットしてしまった〜(汗)
誤ってHDDのデータを消去してしまった…
などの経験は誰しも、もしかしたら一度や二度あるかと思います。
私自身も、つい先日まだカメラのSDカードをバックアップしてないもを誤ってフォーマットしてしまい思わず泣きたくなるような出来事がありました。
今回はそんな時でも安心なMac用データ復旧ソフトウェアEaseUS Data Recovery Wizard For Macの紹介です。
EaseUS Data Recovery Wizardは、EaseUSというソフトウェア開発会社が提供するデータ復元ソフトウェアです。このソフトウェアは、誤って削除されたファイルやフォルダ、フォーマットされたドライブ、システムのクラッシュなどによって失われたデータを復元するために使用されます。
主にWindowsおよびMacの両方のプラットフォームで利用できます。今回、私はMac用のものを提供させていただきましたのでMacで使用させて頂いたものをレビューさせていただきます。
様々な状況から手軽に復元
誤って削除
OSエラー
フォーマット
パーティション紛失
ウィルス感染
ハードディスク障害
EaseUS Data Recovery Wizard For Macの主な特徴と機能には次のようなものがあります
- 多様なデータ復元対応
削除されたファイル、フォーマットされたドライブ、パーティションの損失、OSのクラッシュなどさまざまなデータ損失に対応しています。 - 簡単な使用方法
直感的なインターフェースとシンプルな手順により、初心者でも比較的簡単にデータ復元作業を行うことができます - スキャンの種類
クイックスキャンとディープスキャンの2つの異なるスキャンモードを提供し、異なる復元のニーズに対応します。クイックスキャンは迅速なスキャンを実行し、ディープスキャンはより詳細なスキャンを行います。 - ファイルプレビュー
スキャン結果に基づいて復元するファイルをプレビューすることができ、復元前に内容を確認できます。 - ファイルフィルタリング
特定のファイルやフォルダだけでなく、全体のドライブやパーティションを復元することもできます。 - 異なるドライブのサポート
内蔵および外付けハードドライブ、USBフラッシュドライブ、メモリカード、カメラ、および他のストレージデバイスからデータを復元することができます
という感じで、もし万が一データを誤って消してしまって安心なデータ復旧ソフトウェアです。
詳しくは公式サイトをチェックされてみてください↓
Mac版の特徴
- 無料で使える最大2GBまで復元してくれる無料バージョンあり
- 削除・フォーマットなどの誤操作により、消失したファイル/フォルダーを復元可能
- Macの内蔵ディスク、Macに接続しているあらゆるストレージデバイスからデータを復元可能
- タイムマシンのバックアップファイルの復元をサポート
- 16年データ復旧ソフト開発経験あり、信頼性が高い
- 業界初のNASデータ復元
Mac版の注意点
- ディープスキャンに時間がかかる: ディープスキャンは詳細な検索を行うため、時間がかかる場合がある。
- 新しいデータの書き込みに注意: 失われたデータを復元する際、新たなデータを元の場所に書き込まないように注意が必要。
- バックアップの重要性: データの損失を最小限に抑えるために、定期的なバックアップを行うことが重要。
- 無料版の制限: 無料版では復元されたデータを保存できない場合があり、完全な復元にはライセンスが必要。
これらの特徴と注意点を踏まえて、Macユーザーはデータ復元作業を効果的に行うことができます。
最初はあまり聞きなれな会社だったので、怪しい会社ではないかとちょと疑ってしまいましたが、
Amazon等でも販売されているのでとても安心な会社です。
中国四川省成に本社があるEaseUS(イーザス)ソフトウェア社、ディスク管理、バックアップ、パーティション管理などのさまざまなソフトウェアを開発・提供する会社です。
特にデータ復元ソフトは、誤って削除されたファイルや失われたデータを回復するために使われ、その使いやすさと信頼性で知られています。EaseUSは、個人ユーザーやビジネス向けに幅広いソフトウェア製品を提供し、データ関連の問題を解決するためのソリューションを提供しています。
Free
- 最大2GBのデータを復元可能
- 削除、フォーマットした、アクセスできないデータを復元
- Time Machineバックアップから復元
- 削除、非表示、紛失したやRAWパーティションからファイルを復元
EaseUS Data Recovery Wizard For Macのインストール手順
では、早速 EaseUS Data Recovery Wizard for Mac をインストールしてみたいと思います。
下記ボタンよりダウンロード可能です
無料版は2GBまでデーター復旧ができますのでお試しで使ってみることをお勧めいたします。
製品版は左下の「ライセンス認証」をクリックして任意のコードを入力してください。
EaseUS Data Recovery Wizard For Macのデータ復元の手順
では、ここからは製品版のレビューとなります。当ブログはカメラ系でもありますので
実際にカメラのSDカードをフォーマットしてデーター復旧できるのかを検証してみたいと思います。
有料版を提供していただきましたが、レビューに関しては不度なく行きます。(笑)
まず、先に結論から言ってしまうと、カメラ側からフォーマットした場合とPC(Mac)から消去した場合だと結果が違うものになりました。
カメラ側からフォーマットした場合
Sony a7cの先日撮ってきた写真をフォーマット(消去)してみます。
では、「フォーマット」!これでカメラ内のデータは消去されます。
フォーマット中…
フォーマット完了
SDカードをセット
使用したSDカードはコチラ↓
EaseUS Data Recovery Wizard For Macのユーザーインターフェース
見た目もシンプルで扱いやすい印象を受けます。
ホームリカバリからデーターが入っている、「Untitle」を選んで「失われたファイルを検索をクリック」
「検索完了」と出ました。
以下の文面が出るので「わかりました」をクリック
では、画像検索…
「あれ!? 画像が出てこない…」
ということで、ここで残念なお知らせですが…
カメラ側でフォーマットした場合はデータの復元はできません
という結果になりました。
というのもカメラ側からのフォーマットはPCなどからのフォーマットをするよりもかなり強力に消去できる使用のためこういったデーター復旧ソフトでも復元することは難しい使用となっているためです。
逆にいうとカメラ側でフォーマットしておけば仮に第三者の手に渡っても復元することは難しいということになります。
まあこの辺はなんでもかんでも復元されては困ってしまうこともあるので致し方ないですね…
こういったことを防ぐ意味でも必ずPCやMacにバックアップすることを忘れずにしておきましょう。
Macからゴミ箱から消去した場合
では今度はMacから消去してみました。
先ほどカメラ側からフォーマットしたものをMac側にバックアップしておいたので、データーを一旦SDカードに戻してみました。
いきなりフォーマットせずに一般的にありがちな「ゴミ箱から消去」を選択してみました。
とりあえずカメラ側のデータを「ゴミ箱に入れるから消去」
念の為、ゴミ箱は空にしておいたのを確かめてから復元開始
今度はちゃんと読み込んでくれました!
読み込むまでには大体1時間半くらいかかりました。
「検索完了」と出ました。
とりあえず4ファイルほど選んで復元
同じ場所に保存はできないので任意の場所(今回はデスクトップ)に復元、復元が完了すると上のようなアイコンが出てきます。
開くと無事復元できました!
一応、「ゴミ箱から消去」を選んだ場合は問題なく復元はできました。
Macのディスクユーティリティで消去(フォーマット)した場合
では、今度はMacのディスクユーティリティで消去して実際に復元できるか試してみました。
ディスクユーティリティの復元の仕方は
SDカードをMacに接続→「アプリケーション」フォルダーの「ユーティリティ」フォルダー→ディスクユーティリティを実行します。
詳しくはこちらを参照↓
ディスクユーティリティで消去が完了
「検索完了」
こちらもプレビュー画は横に表示されますが、無事に復元できました!
簡単にまとめるとこのような感じになります。
カメラ側でフォーマット | 復元できない❌ |
Macからゴミ箱消去 | 復元できる⭕️ |
Macディスクユーティリティで消去 | 復元できる⭕️ |
今回は「テスト」ということでHDDやSSDでの復旧作業はしませんでしたが、容量によってディープスキャンはかなり時間がかかる印象を受けました。
また、カメラ側でフォーマットするとデーターは復旧はできないと思った方が良いです。必ずバックアップはしておいてください。
逆にいうとPCやMacでフォーマットだけして売却などして第三者なのどの手に渡ると最も簡単に復元できてしまうので容易に個人売買などするには注意が必要だと感じました。
EaseUS Data Recovery Wizard For Macの注意点
HDDやSSDの容量などによってかかる時間は異なりますがディープスキャンは、より詳細な検索を行うため、時間がかかることがあります。それはファイルの内容やフラグメント(断片)を深く探索し削除されたファイルを復元するために細かい調査を行います。
- データの完全な回復: ディープスキャンは、復元の可能性を最大限に高めるため、細かな情報を探し出します。これにより、失われたデータをより完全に回復することができます。
- 削除ファイルの特定: ディープスキャンは、通常のスキャンでは見逃すかもしれない、削除されたファイルのフラグメントを見つける能力を持ちます。
- データの信頼性向上: 復元されたデータが適切な形式で、内容が完全であることを確認するためには、ディープスキャンが必要です。
ディープスキャンは復元の精度と信頼性を高めるために重要であり、データ復元を成功させる上で欠かせない手法と言えます。ただし、その反面、より多くの時間がかかります。
データを復元する際は時間に余裕がある時に行いましょう。
復元先の選択
- 元のドライブと同じ場所に復元すると、誤って新しいデータが上書きされる可能性があるため避けるべきです。
- 復元先は、復元したいデータを保存する場所を指します。別のドライブや外部ストレージを選ぶことをおすすめします。
外部ストレージの使用
- 復元先は、元のドライブとは別の外部ハードドライブやUSBフラッシュドライブなどを選ぶことが安全です。
- 外部ストレージを使用することで、新たなデータの書き込みが元のドライブに影響を及ぼすリスクを軽減できます。
元のドライブへの書き込みに注意
- 復元作業中に元のドライブに新しいデータを書き込むと、以前のデータが上書きされて復元が不可能になる可能性があります。
- 復元を行う際には、元のドライブへの書き込みを避けるために、別のストレージデバイスを使用することが重要です。
復元前に重要なファイルは必ずバックアップを取りましょう!
まとめ
備えあれば患いなしのソフトウェア
データの消去や削除は誰にでも起こり得ることです。
できることならこのようなソフトにお世話にならずに済めば一番良いのですが本当に万が一の時にこいったソフトがあると大変便利かなと感じました。
シンプルなユーザーインターフェースで感覚的に使える点でもとても優れたソフトです。
ただ、カメラからフォーマットしてしまった場合の時の復元ができないのが多少の不便さを感じます。
とはいえ全体的に優れたソフトなのでもし、興味があれば無料版を使ってみてこれは便利かな〜と思ったら製品版を購入することをおすすめします。
イチオシ