【茂木町】森の妖精に逢いに行く! 焼森山 ミツマタ群生地【2024年改訂版】

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茂木町にある焼森山ミツマタ群生地は、春の訪れと共に美しいミツマタの花が咲き誇ります、自然や写真を撮る方にとって必見のスポットです。この記事では、2024年の 焼森山 ミツマタ群生地へ知っておくべき情報と、ミツマタ撮影のためのコツなどをご紹介いたします。

焼森山ミツマタ群生地の見どころ

ミツマタ(学名:Acer palmatum Thunb.)は、春に黄緑色の花を咲かせる日本原産の落葉低木です。その美しい花は、春分の日に行われる伝統的な「おはらい田植え」など、日本の文化や風習にも深く関わっています。焼森山では、3月中旬から4月上旬にかけて、ミツマタの幻想的な風景を楽しむことができます。

焼森山 ミツマタ群生地

焼森山 ミツマタ群生地(2020年撮影)

毎年3月中旬〜4月上旬ごろにミツマタは咲くといわれています。

森の妖精とも言われるミツマタは紙の原料ともなります。

そんなミツマタの幻想的な風景を求めて「焼森山 ミツマタ群生地」は毎年たくさんの人で賑わいます。

また条件によっては「光芒(光のシャー)」も撮れるのでそちらを狙って撮りに行かれても良いかなと思います。

ミツマタ

【2024年版】焼森山 ミツマタ群生地の場所と注意点

焼森山のミツマタ群生地の主な行き方ですが、例年ですと群生地の近くに駐車場があったのですが
2022年3月からは群生地の近くには駐車できない(2023年度も同様だそうですので注意が必要です。

2024年度から群生地付近の駐車場を利用可能です。

来場期間と時間

令和6年3月9日から24日までの16日間

特に来場者の受け入れを行います。この期間中は、特別なイベントやガイドツアーも予定されています。

アクセス方法

自家用車でのアクセス

群生地には、限られた数の駐車場があります。来場者は、群生地から300メートルと1キロメートル手前に設けられた2つの駐車場を利用できます。

公共交通機関でのアクセス

JR宇都宮駅から特急バスが運行されており、いい里さかがわ館で乗り換えてシャトルバスを利用することができます。

駐車場情報とシャトルバスサービス

駐車場の利用案内

大型車の駐車はできませんので、事前にサイズをご確認ください。また、駐車場は先着順となっております。

シャトルバスの運行スケジュール

シャトルバスは約30分間隔で運行され、片道100円(中学生以下無料)で利用できます。

保全協力金と環境保護への協力について

保全協力金500円(中学生までは無料)協力金は、群生地の保全活動に役立てられます。
群生地を訪れる際は、自然を守るためのルールを守り、ゴミは持ち帰るなど、環境保護にご協力ください。

安全な訪問のためのヒント

道路が狭く、混雑が予想されるため、時間に余裕を持っての訪問をお勧めします。また、安全運転でお越しください。

2023年当時の焼森山 ミツマタ群生地への行き方

有料シャトルバス時刻表

旧逆川中学校からは有料シャトルバスが出ています。 始発は7:30となっていますが始発に乗るのであれば7時までにはバスの待合所に待機するのが良いでしょう。バスは2台体制で運行していますがすぐに満席になります。

チケットは1000円でシャトルバスの行きと帰りの入場券のセットが旧逆川中学校で販売されています。

徒歩で行かれる場合は旧逆川中学校から7キロほどかかるので歩きで行かれる場合は余裕をもってお出かけください。

ミツマタを撮りに行くのなら早朝がおすすめ

駐車場から距離が遠くなってしまったので少し難易度はあるのですが

ミツマタ群生地に撮りに行かれるのならやはり早朝がおすすめです。

もちろん人気のスポットではあるので場所の確保は難しいかもしれませんが条件によっては「光のシャー」(木とき木の間に差し込む光芒)が出るのでとても幻想的な景色に出逢えます。

光のシャー(光芒が出るのは早朝がおすすめです。)
光芒とミツマタ
  • Sony a7RⅢ
  • FE 16-35F2.8GM
  • F8 SS1/80 ISO3200
  • 手持ち撮影

早朝8時頃に撮影、三脚を使用できなかったので手持ちで撮影、若干ブレています。

光芒(光のシャー)が出る条件

光芒の出る条件です

  1. 前日に雨が降る
  2. 晴れている
  3. 湿気が高く充分な放射冷却がある

という感じで、ほぼ雲海が出る条件と重なるかと思います。

実際にこの日は前日に雪が降って当日は晴れていたので光芒の出る条件は揃っていました。

それとあまり日が昇った後だと徐々に光芒は薄れていくのでできることなら午前8時〜9時までが勝負だと思いますので

雨が降った後の翌日晴れ予報でしたら光芒は出る可能性はあります。

雪景色と雲海と月

ミツマタを撮りに行く際に立ち寄った場所、前日に雪が降っていたせいかとても幻想的な景色でした。

光をコントロールしてシャープな光と柔らかい光で撮ってみる

光芒はF値を絞って撮れば出やすいとされています。

具体的にはF8〜F16くらいで撮るのがおすすめです

シャープな光
  • Sony a7RⅢ
  • FE16-35F2.8GM
  • F16 SS1 ISO100

この写真は太陽の光条(いわゆるウニウニ)も入れて撮りたかったの絞り F16で撮影。

光芒もシャープになっているかと思います。

柔らかい光
  • Sony a7RⅢ
  • FE16-35F2.8GM
  • F2.8 SS1/200 ISO800

一方こちらは絞り開放F2.8で撮影。光がふんわりと柔らかい光になっているかと思います。

例えが極端だったかもしれませんが、F値を変えただけでも光の表現が変わるのでいろいろと試してみるのも面白いかと思います。

たとえ光芒が出なくても

なかなか条件が揃わないと光芒は出にくいのですが「焼森山 ミツマタ群生地」はとてもおすすめな場所です。

是非、甘い香りに包まれた妖精の森に来場してみてください!

ミツマタ群生地(2023年撮影)
ミツマタとキラリ(2023年撮影)
ミツマタ群生地

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