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布引風の高原(2023/8/22撮影)
猪苗代湖の南に位置する標高約1000mの布引風の高原、高さ100mもある風力発電が33基もあり夏にはひまわりが一面広がる風景が圧巻な景勝地です。
ひまわりの開花時期は「8月中旬〜9月上旬頃」だそうです。 ひまわりの種を時期をずらして撒いているので長く鑑賞できるのが特徴です。
開花状況はライブカメラ等もあるので事前にチェックをして行かれることをお勧めいたします。
今回はそんな「布引風の高原」での「ひまわりと天の川」のコラボを撮ってきましたので記事にしました。(撮影日2023/8/21日)
布引風の高原の星空
標高約1000mの高台にある高原なので光害の影響はさほどなく、また敷地内にも外灯はないのですが風力発電の風車の光があるくらいです。晴れていれば満天の星空を見ることができます。
私が撮影に行った日は(2023/8/21日)はあいにくの曇り空模様
風も強く全く晴れ渡る気配もなく、着いた時には絶望をも感じました(笑)
とはいえせっかく来たのでしばらく様子を見ることに…
すると次第に晴れ間が見えてきました。
布引風の高原の夕景もなかなか素晴らしいです。
この後次第にまた雲一面になってしまったので車で待機することとしました。
21時ごろから次第に少しずつ晴れ間も見え始め撮影開始をしました。南側の空は若干の光害はあります、また風力発電の風車の光も意外と明るかったです。
布引風の高原の北川の空、北側の空が少しづつ晴れてきたので星の比較明合成をしてみました。
靄がかかっている方角には猪苗代湖があります。
今回はポタ赤を使っての「ひまわりと天の川」をメインで撮影しました。
だんだんと視界が開けるようになってきたので本格的に撮影開始
今回の撮影機材はスカイメモSとポラリエのポータブル赤道儀(ポタ赤)2台使用して挑みました。
わかりやすいように、スカイメモSセット、ポラリエセットと名付けました(笑)
こちらの2台体制で撮影開始しました。
また、布引風の高原は夜露も発生しますのでレンズヒーター等も必須となります。
布引風の高原のひまわりと天の川 作例写真となります。
空部分 :F4 SS150 ISO2500(PURE RAW2)
地上部分 :F2.8 SS15 ISO6400 (PURE RAW2)
こちらはスカイメモSセットで撮影しました。
Lihtroom ClassicからPureRAW2で現像したのち地上と空部分を別撮りで合成したバージョンとなります。
この日は風も強く地上部分が動かない被写体だったらもうちょっと露光時間を長く伸ばしISO感度を低く設定したかったのですが、ひまわりのように風が吹くと動く被写体だとどうしてもそれができないのでISO感度は高めに設定しました。
ポラリエセット
(F2.8 SS30 ISO6400)1枚どり
LRC AIノイズ処理50%
こちらはポラリエバージョン、星追尾設定で30秒間露光したバージョンとなります。Lightroom ClassicのAIノイズ処理50%で処理しました。若干、地上部分は動いていますが露光時間30秒くらいではSNS上にアップする程度にはわからないかと感じます。
星空撮影ではスタック、ポタ赤どちらがいいのか?
今回はポタ赤を使って撮影しましたが、ポタ赤を使わずにStarry Landscape Stackerのようなソフトを使って固定撮影で何枚もスタックをしてノイズを除去するやり方があります。
【星景写真】 Starry Landscape Stackerを使って星空のノイズを除去してみた。【大洗 神磯の鳥居編】結局どちらが良いとは言えませんが、ポータブル赤道儀を使用した方が星(特に天の川など)はより濃く写せるので使用できる環境ならあると便利です。
ただ、地上と空を部分を上手く合わせる合成テクニック(いわゆる※新星景写真と言われる手法)を上手く習得できないとなかなか難しい部分ですのでこちらもやはり沼の世界です…。
新星景写真の第一人者? よっちゃんさんの解説がわかりやすいかと思います。
photoshopもっと勉強しなくてはですね…。
まとめ
郡山布引風の高原のひまわりは、もちろん昼間に行ってもとても良い所です。
広大な敷地にひまわりと風力発電の風車がなんともカッコよかったです。
是非、機会があれば行かれてみてください!